第6話

ないふの日常
271
2023/08/21 07:00
ないこside
ないこ
ないこ
まろ〜、そろそろ大学行くよ?
俺はまだ寝ているいふまろに声を掛ける。
朝ごはんは駅とかで食べればいいけど、そろそろ着替えないと遅れる。
いふ
いふ
頭いたぃ…
ないこ
ないこ
また頭痛?
ないこ
ないこ
(昨日の任務のせいかな……?)
いふ
いふ
…寝不足っぽい。寝る。
ないこ
ないこ
って今日!大学の新学期始まるけど!?
いふ
いふ
教授に体調不良って言って…
行けそうに無いし。
ないこ
ないこ
はいはい。
まろは行く気が無いようなので、俺だけ行くことにする。
まろの部屋を出て、今日休みのいむしょーがくつろいでいるリビングを通り、玄関へ向かう
ないこ
ないこ
とりあえず、行ってきます
初兎
初兎
あれ、まろちゃんは?
ないこ
ないこ
頭痛いから休むって。
まあまろのことだし単位は取るでしょ
ほとけ
ほとけ
まあ今までちゃんと取れてるしね
ないこ
ないこ
まあ、それで安心感はあるけど。
…行ってきます。
いむしょー「行ってらっしゃい」

いむしょーに見送られて、俺は大学へ向かった


電車で15分、そこまで遠くはないから、音楽を聴いていたらあっという間に着く。
ないこ
ないこ
(最近は春休みで大学来てなかったから新鮮だな…)
友達
あ、ないこおはよう!
ないこ
ないこ
おはよ〜
友達
あれ、いふは?
ないこ
ないこ
今日も体調崩して家いる。
友達
あいつよく体調壊すよな…それでも単位取れてるのが凄いけど。
ないこ
ないこ
そこは計算してるらしいよ〜
友達
やっぱそういうところは真面目ないふらしいよな。
ないこ
ないこ
確かに。
他愛もない話をしながら、俺は友達と講義室へ向かった
いふside
いふ
いふ
ん…、
下が少し騒がしくなって目を覚ます。
いふ
いふ
(時間は…12時か。)
ほとけ
ほとけ
あ、いふくん起きた?
いふ
いふ
結構寝たしな。
ほとけ
ほとけ
体調大丈夫そう?
いふ
いふ
昨日少し無理しただけ…寝たから良くなったわ。
本当は体調が万全でないのに裏になって任務をしたから…っていうか理由やけど。
俺の体は普通の人より少し弱い。
だから裏の状態でも表を出せるようにすると、かなり体に堪える。
ほとけ
ほとけ
なら良かった!
ほとけの無邪気な笑顔に、嘘をついたことに少し胸が痛む
いふ
いふ
そういえば、ほとけは何か用事あったん?
ほとけ
ほとけ
そろそろお昼だから何か作ろうかな〜って。
何か食べたいものある?
いふ
いふ
出来れば食べやすいもの…うどんとかがいいかな
ほとけ
ほとけ
OK、うどん作るね!
それだけ言って、ほとけは部屋を出た。
いふ
いふ
暇やな…
勉強…いや別に予習とか終わってるし。
とりあえずベットから起き上がって、着替えようとクローゼットを開くと
昨日疲れ過ぎて手入れをしていない武器が乱雑に置いてあった。
いふ
いふ
あ〜…手入れして片付けないと
俺は部屋の鍵を閉めてから、
クローゼットからナイフや銃などの道具を取り出して手入れを始めた。
いふ
いふ
やっぱ一晩だけでも放置するとすぐ錆びるわ…
昨日はお風呂入って着替えた後は倒れるように寝たからな…
仕方ない。
10分くらいかけてとりあえず血だけは拭き取ったので、クローゼットの奥底にある機械にセットして洗う。
いふ
いふ
ほんま、これって食洗機みたいなものやけど音があんまりしなくて良いんよな〜
まあ、俺が作ったんやけど。
いふ
いふ
さて、片付けるか…。
血を拭き取った布やいつも任務時に使っている腰袋を片付けていると、ピンク色のミサンガが出て来た。
いふ
いふ
(これって…ないこRestFectに忠誠を誓う儀式の時に使った奴…。)
そういえば無くさないようにと腰袋に仕舞い込んでたな…
いふ
いふ
そっか…もうResFecレスフェクを組んで3年か。
いふ
いふ
(早いな…)
少し感慨に浸っていたら、コンコン、と部屋の扉をノックされた。
ほとけ
ほとけ
いふくん〜?お昼出来たよ〜?
いふ
いふ
おん、今行くわ。
俺は腰袋にミサンガをしまって、クローゼットに入れる。
いふ
いふ
(クローゼットを閉めて、と。)
いふ
いふ
(とりあえず…お腹すいたし、お昼食べよ。)
Hisui
Hisui
よっしゃ、結構高頻度で書けてる!
悠佑
悠佑
毎日投稿には程遠い……
Hisui
Hisui
良いじゃんまともに書いてるだけ!!
悠佑
悠佑
ところで、参加型は……?
Hisui
Hisui
あれ設定がめんどくs……
悠佑
悠佑
書いてな?
Hisui
Hisui
はい……

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