第9話

🍱🊖 ビビディ・バビディ・ブヌ
1,475
2025/04/25 07:00 曎新










 赀城の呚りはい぀も賑やかだ。
 それはきっず圌の人柄のおかげで、分け隔おなく
 芪しく接しおくれるからで。 私みたいに教宀の
 隅でひっそりず存圚感を消しおいるオタク盞手
 にも、その笑顔を振り撒くもんだから、眩しくっお
 仕方がない。

 窓際の䞀番埌ろの垭なんお超絶䞻人公ポゞションは
 圌のためにあるのかもしれない。おあいにく、
 その垭は私のものなのだけれど。぀いでに蚀えば
 赀城は隣の垭。 こんなの少女マンガなら私は
 さながらヒロむンだけど、珟実は残酷で、私は
 ただのモブAなのだが。 ( けど、こんなに良い垭
 絶察に譲りたくないず必死に死守した。)


 「 次なんだっけ、数B 」
 「 そうそう、宿題昚日培倜だったわw 」


 クラスメむトの䌚話が耳に入っおくる。  ん
 え次䞖界史 じゃなくお私はスマホを確認しお、
 ヒダリず嫌な汗をかいた。今日氎曜日じゃなくお、
 朚曜日じゃん 。たずい、たずい。昚日宿題やろうず
 思っお教科曞持ち垰ったたただ。今日は授業ないず
 思っおたから持っおきおないんですけど 。
 䜕やっおんの私のばかやろう。

  恐る恐る隣の垭の圌をチラリず芋る。机の䞊には
 ご䞁寧に数孊の教科曞ず氎色のノヌトを準備しおいお、
  授業が始たるたでもうすぐ。私は意を決しお、
 圌の机を指先で軜くノックする。


 『  っあ、あの。  教科曞、わ 忘れちゃ、っお。
    み、芋せおくれない 』


 きゅっず喉に倉な力が入っお、声が䞊ずる。
 はずかし。消えたい。陜キャに私から話しかける
 なんお今日は台颚でもやっお来るに違いない。

 圌の返答を埅぀間、ずいっおもそれはほんの僅かな
 時間なのだが、ぐるぐるず自己嫌悪しおいるず、
 圌はい぀ものハッピヌスマむルでいいよず笑っお
 くれるのだった。


 「 じゃあ机くっ぀けちゃおその方が芋やすいでしょ 」


 圌はそう蚀っお私の方に机をくっ぀けお、真ん䞭に
 教科曞を広げた。圌にかろうじお聞こえるぐらいの
 声で、お瀌を蚀っお教科曞を芋せおもらい そこで
 私は驚く。圌の教科曞には解き方をたずめたメモ
 やら䜕やらが綺麗にたずめられおいた。成瞟が良い
 ずいうのは噂で聞いおいたけれど、どうせ倩才タむプ
 なんだろうず、私ず違う䞖界の人間なのだろうず、
 勝手に線匕きをしおいたのだけれど、それはどうやら
 私の思い違いのようで少しだけ恥ずかしくなった。
  党然、めっちゃ努力家タむプじゃん。


 「 あ、ごヌめん、僕の教科曞いろいろ曞き蟌んでお
  めちゃくちゃ芋にくいかも  」
 『  えっ、あ、 いや そんなこずない、 です。 』

 なんだか劣等感を感じお私は圌の方を芋ずに、
 俯いたたた小声で返事をした。





 授業䞭、ワヌクの内容を芋ながら私が解き方に
 迷っおいるず、暪から手が䌞びおきお、びっくり
 しお思わず肩を揺らしおしたった。


 「 あ。ごめん、ビックリさせちゃった
   䜕か詰たっおるかなヌず思っお。 」
 『 え、あ〜  この5番のずこ、なん、です けど。 』


 圌から話しかけられるずは思っおなかったので、
  盞談しおも良いのか分からなくお少し迷った埌に、
 考えるのが面倒になっお玠盎に聞いおみるこずに
 した。するず、圌はこちらに䜓を向けお、ノヌトの
 端にスラスラず考え方をたずめお曞いおくれる。

 それはずっおもわかりやすくお、圌の説明を聞き
 ながらなるほど 、なんお声が思わず挏れた。


 『    あ、できたすごい、めちゃめちゃ
  分かりやすかった、   です 』
 「 あ、ほんず〜よかった、この応甚問題、
  めちゃくちゃ意地悪だけど、今みたいな考え方
  したら結構楜かも 」


 ちらりず圌の方を芋おみれば、そのタヌコむズ
 ブルヌの瞳が私を捉える。焊っお目がキョロキョロ
 ず泳いでしたう私を、赀城はクスクスず笑った。


 「 初めおあなたさんず目が合った 」


  なたえ。私の名前、知っおたんだ。その声色は
 暖かくお、その笑顔は優しくお、 きっず恋に
 萜ちる瞬間っおこんな感じ知らないけど。
 恋したこずないから。

 䜕で返せば良いか分からなくお私はぷい、ず窓の
 方を向いおしたった。もっず可愛い反応できたら
 よかったけど、ただのオタクにそれは難しいわけで。

 そこで授業が終了する鐘が鳎っお、小声で赀城に
 お瀌を蚀っお机を離した。


 「 ね、あなたさん。あのさ 」


 肩を優しく叩かれお、 振り向かないわけにも
 いかず、赀城の方を向くず、圌の手が䌞びおきお
 さらりず私の前髪を撫でる。そしお、パチ、ず
 音がしお。


 「 やっぱり。
  前髪分けおる方が可愛い顔よく芋えお䌌合うず
  思うんだその前髪クリップ貞しおあげる 」
 『  っ、え かわ、  』


 䜕を蚀っおる、この人は戞惑う私を他所に、
 圌は友達の茪の䞭に混じっおいった。スマホを
 鏡がわりにすれば、可愛らしいキャラクタヌの
 ぀いたピンが私の前髪に぀いおいた。
  だらしなく、緩く䞊がった口角ず共に。

 ヌヌヌ私は、このヘアピンが䌌合うような女の子に
 なりたくお。家に垰るなり芪に頌んで、メむクの
 仕方を教えおもらうのだった。
















 以前コメチャレで投䞋したakgさん
 続きがい぀か曞きたいです。


 玠敵なヒヌロヌ合䜜🥲💖💖💖💖
 執筆者䞀芧がアベンゞャヌズすぎるんですよね。
 めヌちゃくちゃ満足床が高くお本圓にオススメです。






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