翌朝、目覚めると知らないところにいた...
と思っていたけど、そういえばもう新しい家族のところにいたんだった
横を見るとみんなバタバタ急いでいた
朝から騒がしい
おそ松兄さんとお母さん以外みんないなくなった
お母さんが呆れながらどこかに行くと、おそ松兄さんはこっちに向かってきた
するとおそ松兄さんは笑顔で私の髪をわしゃわしゃした
頭撫でたりほっぺをむにむにしてきた
朝なのに既に少し疲れを感じた
するとおそ松兄さんはお母さんに引きずられていた
おそ松兄さんはそのままとぼとぼと家を出ていった
こんなに優しいお母さんは初めて
前の母親はいつも怒鳴ってばっかで罪なくても怒られていたから
嬉しさと申し訳なさで涙が出る
お母さんは黙って抱きしめながら私の頭を撫でてくれた
お母さんが電話したところ、学校終わりに学校に来るように言われたのでお母さんと2人で学校に向かった
校舎は大きく、すれ違う生徒も多い
市内で1番来る人が多いマンモス校らしい
校舎に入ると、校長先生と1年生の学年主任が待っていた
その後学校に入れるか入れないかの話し合いをしたところ、普通は受験しないといけないけど私の場合県内で1番偏差値が高い中学校に通っていたおかげですんなり合格が決まった。
家に帰るとおそ松兄さんが家の前で待っていた
揉め合いをしていると、チョロ松兄さんが学校から帰ってきた
そう言ってチョロ松兄さんは家の中に入った
おそ松兄さんはチョロ松兄さんを睨む
翌日、私は新しく「赤塚高校」に転校した
制服は届くまで前の学校のもの
赤塚高校の制服と違ってすごく目立つし転校生というのもあっていろんな人にじろじろ見られた
私のクラスは1年A組。とても緊張している。
自己紹介を終えて教室の端の席に独りで座っていると、いろんな人から話しかけられた
女1「前の学校めっちゃお嬢様学校だったんでしょ!?」
女2「制服めっちゃ可愛いね!羨ましい!!」
女3「うちの学校の制服ダサいもんね〜」
男1「彼氏いんのー?」
男2「連絡交換してほしい!!」
声掛けられすぎて困惑する
すると廊下からチャラ男集団がやってきた
さっき私の席に群がってたクラスメイトはあっという間にいなくなっていた
チャラ男1「転校生っしょ?ちょー可愛いじゃん!」
チャラ男2「俺この子狙っちゃおっかな〜」
チャラ男3「放課後俺らと遊ばない?絶てぇ楽しいから笑」
気安く私の肩を組んだり髪の毛を触ったりしてきた
気持ち悪いし怖い
転校初日で最悪だと思っていた
チャラ男1「トド松先輩...!?」
トド松兄さんは2年生にも関わらず勝手に1年生の教室に入っていた
兄さんとその男は同じ部活らしい
そう言ってお互い睨み合い、男子集団はすぐ教室から出ていった
さっきまで怖い表情をしていたトド松兄さんはすぐに表情を変えた。可愛らしい笑顔でこちらを振り向く。
すると、トド松兄さんは私の耳元で囁いた
そう言ってトド松兄さんは急いで教室を出ていった
1時間目が終わり、1人で教室に向かうと後ろから声をかけられた
消しゴミを置いたまま行ってたみたい
とても可愛らしい見た目の女の子だ
私は焦りながらも話した
その少女は少し照れながら嬉しそうに言っていた
多分兄さんのこと好きなのかな
ちなみに少女の名前はユキ
おそ松兄さんと同じ陸上部の部員
教室で席が隣の子だった
さっきの出来事から少しずつ話せるようになり、仲良くなった
放課後、前の学校の時と変わらず1人で帰ろうとしていたが、昇降口前でおそ松兄さんが待っていた
おそ松兄さんは私の前でじたばた駄々をこねる
するとおそ松兄さんの後ろから圧を感じた
私は速攻で帰宅した
家に着くと、あとからおそ松兄さんとカラ松兄さんが文句を言い合いながら家に入ってきた
2人は見つめ合い、少し困惑している様子だった
続く

















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。