第4話

1章-第3話 「癒し」
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2026/02/19 19:16 更新



























Sh.
よし!明日の仕込みは終わったし…
Sh.
早く帰ろ〜!


22時。明日の料理の仕込み等諸々を終わらせたしゃるろは、屈伸した後シェフコートを脱ぎ、普段着に着替える。消灯の確認を済ませ、いつも客でいっぱいの店は、今は外の音も窓を貫通して聞こえるくらい静かである




Sh.
あ、早くうるのとこ行かないと……

急いで店を出て、鍵をし、うるみやの元へ車を飛ばす


















ガチャッ


Sh.
ただいま〜
U.
しゃるちゃん!!
U.
おかえり〜


家に帰ると、いつものうるみやがいた。ソファに手招きされ、うるみやの隣に座る

Sh.
うるみや、今日眼鏡かけてる?
U.
ちょっと買ってみたんや!
U.
最近仕事でパソコン見すぎて視力落ちてるんよ
Sh.
それは仕事のしすぎだって!
U.
こういう仕事だから仕方あらへんの
Sh.
でもうるみや眼鏡似合ってんね〜
U.
そうか!?ありがとうな
Sh.
そういえば、ご飯ちゃんと食べてる?
U.
食べてるで!仕事してて抜かす時はよくあるけど……
Sh.
それはちゃんと食べてるの内に入らないよ!
Sh.
1日3食、ちゃんと食べないとだよ〜
Sh.
冷蔵庫に食材余ってたら俺何か作るけど?
U.
ええの!?
Sh.
全然いいよ〜
U.
あ、でももう夜もいい時間やからな……太らん?
Sh.
いや!今のうるみやは痩せすぎ!むしろ太った方がいいって!
U.
太ったらかっこよくなくなるやん、?
Sh.
別に1回の夜食でそんな目に見えるくらい変わらないから!
Sh.
キッチン使っていい?
U.
おん、ええよ!
Sh.
ありがとう〜!!
    


冷蔵庫を確認し、使えそうな食材を探すとじゃがいもや人参、ほうれん草などの野菜と、ひき肉もあった。

Sh.
このひき肉使っていい?
U.
ええよ〜
Sh.
あと、今お腹空いてる?
Sh.
うるみやの腹具合で何作るか考えるから
U.
今はめっちゃ空いてる
U.
仕事してて夕飯食べてないんよな
Sh.
分かった
Sh.
じゃあじゃがいもとかひき肉とか使ってグラタンでも作ろうかな〜
U.
まじ!?グラタン好きだから嬉しいわ
Sh.
それなら良かった
Sh.
30分ぐらいで出来ると思うから
U.
しゃるちゃんも一緒食べる?
Sh.
いいの?
U.
二人で分け合おうや!!





しゃるろは手際よく調理を進める。じゃがいもを切って煮たり、ひき肉を炒めるなんてシェフの彼にとっては容易い事なので10分もかからずに終わらせ、オーブンで15分に設定し、グラタンを焼く。その間に皿を洗う。うるみやは、仕事を進めながら、しゃるろの様子を時々伺っている。

Sh.
どうしたの?そんなに俺の事見て
U.
バレてたんか…!?
Sh.
視線感じたから笑
U.
仕事してる時のしゃるちゃんってこんな風なんだな〜と思って
U.
なんか……かっこいいなって
Sh.
そう?俺そんなにかっこいい?
U.
か、かっこいいで…!!
Sh.
ありがとう
Sh.
やっぱり好きな人からかっこいいって言われるの…嬉しい
U.
あーもう恥ずかしくなってきた……
丁度洗い物を終わらせたしゃるろが、うるみやの傍に近づいた。二人の距離は1センチもない。しゃるろは、赤面した困惑状態のうるみやの額に、自分の額を合わせた

Sh.
うるみや、かっこいいよ
Sh.
好き
U.
ちょ、ちょい待って反則やろ!?!?
U.
俺も…好きやで!!
Sh.
えへ、やった!

電子レンジが「ピー」と音を鳴らし、完成の合図を告げる。しゃるろは立ち上がってキッチンに向かい、グラタンを半分に割って2人分に分ける。

Sh.
はいどうぞ〜
U.
めっちゃ美味そう!!
U.
ありがとな!
Sh.
いえいえ〜
Sh.
途中でお腹いっぱいになったらラップで覆って冷蔵庫で冷やしておいて食べる時にレンチンしたらいいよ
U.
でも今しゃるちゃんと食べたいから今食うわ!
Sh.
それなら一緒に食べよ〜!
U.
いただきま〜す
Sh.
いただきますっ



U.
何これうんまっ!?
U.
えこれ一生食べられるわ
Sh.
喜んでくれて良かったよ
U.
流石は高級レストランの料理人やな!
Sh.
ありがと!!
U.
ほんまうるみやの専属シェフなって欲しいわ
Sh.
なれることならなりたいけど…今の仕事楽しいしな〜
U.
冗談やって冗談ww
U.
でもさ、俺ら付き合ってるんだから同棲したない??
Sh.
あ〜同棲か……
U.
うるみや今1部屋空いてるから全然同棲できるんやけど
Sh.
(同棲ね……一緒にいたい、いたいけど…そしたられむち……1人になっちゃうから…)
Sh.
一緒に住みたいけど…俺数ヶ月前に引越ししてさ、今その家気に入ってるんだよね……
Sh.
もうとょっと考えさせてもらってもいい?
U.
確かに急にこんな話されても困ると思うしな!
U.
でも俺はいつか同棲したい!だからしゃるちゃんが「しよう」って言うまで待っとるわ!
Sh.
分かった
Sh.
うるみやの気持ち、受け取っとく


Sh.
ご馳走様でした
U.
ご馳走様でした〜
U.
皿は俺が洗っとくで〜
Sh.
え、いいの?
U.
流石に皿洗いは自分でやるわ
U.
しゃるちゃん色々とやってくれたし
Sh.
了解!ありがとう
U.
もう帰るん?
Sh.
(今もう12時20分か……)
Sh.
そろそろ帰ろうかな〜
Sh.
明日も来るよ
Sh.
来れなさそうだったら連絡する
U.
分かったで〜
U.
じゃあな!
Sh.
うん、またね
Sh.
あ、あとおやすみ!
U.
おん!おやすみ〜!





しゃるろはうるみやの家を後にした














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