リーシェ side
突然開け放たれた大きな扉には 、たくさんの " 今代の魔法少女 " を連れたネムちゃんとアリスちゃんが立っていた 。
アリスちゃんは機嫌が悪いのか、少しだけイライラしているように見える。ネムちゃんがなにかしたのかな。
そう思案している間に、シャルロットちゃんが全体に向けて喋った。
新しい子達は不安そうな面持ちで席に座った。1人は___まさかの寝てる!?
含みのあるような言い方をして、何事も無かったように話を進めた。
一斉に席を立ち始める私たちをレイリス様は両手で制し、理由をざっくり話した。
そう言うとレイリス様は名残惜しそうに手を振って、淡い紫の光に包まれ消えた。
その瞬間、頭を殴られたような衝撃が走った。
__何かが、来る 。
露記さんがなにか言いかけたと同時に 、バァン !! と会議室の扉が吹っ飛んだ 。
なにかは分からない 、だけど 、とてつもない悪寒が背中を這いずり回る 。
私はいわれるがまま結界を張った。遅刻までしてきて一体アイツはなんなのだろうか。
そう悪態を着いたのも束の間 、目の前で地響きよりも大きな音がした 。























編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。