朝になった
家には誰もいない
ガチャ
ん?なんでいるの?
そっか、家知ってるもんね。
タッタッタッ
「あっれ〜?あなたじゃ〜ん」
「その人だれ〜?彼氏〜?なわけないか〜ʬʬʬ」
この人は私をいじめてくる人
(男)
「なんか言えよ〜ʬʬʬ喋れないのぉ〜?」
「喋れっつっとんだろ!!」
ドガッ
あれっ 痛くない
目を開いたらジフンくんが目の前にいた
ジフンくんが振り向いた
顔を見たら口元に血がついてた
通じてる!
(今はそんなことどーでもええわ)
「は?誰だお前」
ジフンくんの顔を手でおさえて
血をハンカチで拭いた
「おい、誰だって言ってんだろうが!
耳ねえのかてめぇ!!」
その瞬間ジフンくんが
その人のほうを向いた
そしたらその人が少し怯えていた
なんだろうと思って
ジフンくんのほうを見てみた。
そしたら今までに
見たことのないような顔で睨んでいた。
「てめぇ、やんのか?」
「な、なんだよ」
「てめぇがだまれや!」
「あぁ!?」
意味わかってつかってるのかな…?
「逃げるんか?ʬʬʬだっせぇ〜」
すごく真剣な顔をしていた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!