第36話

episode 35.
1,614
2025/04/20 03:21 更新

















花園 舞芽炉
はぁ、はぁ、
あなた
残念ながらお前は私と
術式の相性が悪いみたいだ。


花園舞芽炉の術式は 記憶操作 。

対象者の嫌な過去とかを引き出して精神から、

内側から壊していく。


あなた
全て術式に任せっきりにした罰だな


それゆえに私の術式 空間操作 とは相性が悪い。

体術が出来ない花園舞芽炉は

私が 術式を使えなくする ともはやただのパンピー同然だ


今もなお術式を使おうとがんばってるのは

ただただ諦めが悪いだけだろう。



あなた
そろそろ自覚した方が良いんじゃない?
あなた
自分は弱いって
花園 舞芽炉
弱くないわよ!
花園 舞芽炉
ふざけんなッッ


少し、いやだいぶ油断していた。

だからか少しの隙を見て花園はニヤリと笑って



花園 舞芽炉
領域展開 _______ 。





















私は蓮見家の一人っ子として生まれた。


蓮見家は少し前まで
御三家に並ぶほどの勢力を持っていて

呪術界で知らない人は居なかった。


でも二代前から急に " 見えなく " なってしまった。
呪力がなくなってしまった。

両親も2人とも見えなかった。


そのせいで勢力を落とした蓮見家は
権力を無くしてしまった。

少し前までは呪術界でも知らない人が
多くなってきてしまった。


見えない2人の親から生まれた 呪力を持って生まれた人間


そんな私が蓮見家にとって貴重な人間で。


私に呪力があると、見えると分かってからは

血の滲むような鍛錬に励む毎日。



生まれた瞬間から

きっと私に人権なんてものは無かった。



" 私 " という人間を 使って 権力を取り戻す気なのだろう


毎日訓練に明け暮れた。

遊べた日なんて1日も無かった。


術式がわかってからはさらにハードになって。

毎日毎日何箇所にもアザを作って。


1日も休めなかった。休ませてもらえなかった。




        " 蓮見家の最高傑作 "



何回言われただろう。

何度聞かされただろう。


こんな境遇を辿るくらいなら術式なんて、呪力なんて
いらなかった。

最高傑作になんてなりたくなかった。


辛かった。こんな生活やめたかった。


あなた
辛い

そう言って楽になりたかった。


自分の好きなことをやりたかった。

興味のあることだって沢山あった。


呪力のない人間を。

パンピーを見ると腹が立つ。


こっちの世界呪術を何も知らないで

のうのうと生きてて。

羨ましかったんだと思う。







あなた
ねぇ、縁切ろう。
もうこんな生活うんざりだから


一度だけ両親にそんなことを言ったことがあった。

そしたら2人は慌てて

今度3人で寿司でも行くか?
あなたの下の名前の意見も聞くようにするわ
そう言った。




心底呆れた。

反吐が出る。


私と言う権力の元を手放したくないだけでしょ?



もうウンザリなんだよ。

これだから非術師は嫌いなんだ。


金とか、権力とか

そんなことしか考えない。

自分が1番。


もう、こんな人生、ウンザリなんだ












呪いなんてものがなければ私は __________ 。


























あなた
私は…ッ


花園 舞芽炉
なんで!なんで領域展開したのに
意識があるのよ!


そうか、今のはあいつの術式の中に居たのか。

あいつの術式の仕業だったのか。








あなた
呪いがなくなるまで、ッ


あなた
あいつ伊月と約束した未来を作るまでッ

















あなた
呪いを払い続ける、!


だから

あなた
邪魔するならさっさと消えて。





もう終わりにしよう。









___________ 花園舞芽炉




















なんか内容と題名が合わない…ってことで

題名変えさせていただきました!



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