時刻は11時を回り始め、
みんな騒ぎ疲れたのか、起きてるのは私とひーくん、阿部ちゃん、舘様ぐらいになった
そう2人に言われると、確かにどっと疲れた気がしてきた
レン、レン
女の人の声…誰か呼んでる…
レン、レンはどこ?
レン?目黒さんのことなんだろか…?
もしそうだとしてもこんな夢の中で居場所なんて知るわけもないじゃん?
そっか…そうやって私からあの子を奪うんだ…
だったら…お前もあの子もいらない…
私に思い通りにならないのなら…首を刎ねてしまえ!!
待って!こっわっ!!初対面だよ!?
打首とか不思議の国のアリスの女王もびっくりだよ!!
しかもレンさん巻き添えくらってるし
パァンッ💨
銃声!?どこから…
ブチッ
しっかり急所撃たれた…打首って言ったのに…
痛いし…血ぃ止まんないし…
なんで夢なのにこんなリアルなの!?
あぁ、意識が薄くなって…
バタンッ
すっごい横暴で最悪な夢だった…
ん?さっきから呼吸がしづらい…
んぐっ…
何?この匂い…怖い時特有の嫌な匂い…
尋常じゃない…絶対大丈夫じゃない…
匂いの元は…
予知夢にしては上出来すぎる…
コンコンッ🚪
今にも消えそうな声…相当怯えてるんだろうな…
会ったことのない私が助けるよりも、誰か他の人を呼んだ方がいい
隣は阿部ちゃんだけど、起きてるかな…?
コンコンッ
阿部ちゃんは慌てて目黒さんの部屋へ行き、
私もふっかさんを呼んで、向かった
隙間から見えたのは、物が散乱していて、まるで暴れたような状態だった
少し不思議だが、ふっかさんの指示に従って
私は自分の部屋へ戻り、再び眠りについた












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。