
※AIって書いてますが、周りに書いてあった文字を消しただけですグオォォォオオ
ヒュ
ドスッ
バタン
冒険者ウイエが今回受けた依頼は魔獣退治。
魔獣退治は難易度が高いものがほとんどであり、ギルドから信用され、かつ実力がある冒険者にすすめられる依頼である。
また、魔獣退治はサルーム王国の王位継承権を持つ王族が受けることもあるため、ギルドで受けられるのは珍しい依頼だ。
ウイエのランクはA。
パーティーは組まず、多彩な技と気配を消せる実力を持って大小様々な依頼を受けている。
シュンヒュ
トッ
空から聞こえた、シュンという音と共に現れたのは紺色の服に、長い黒髪の男性。
ーそこにジェイドが上から落ちてきた
とジェイドを腕からおろしながら話すウイエ。
今は依頼中、ウイエであってあなた=オルテンシアではない……なんてあなたそんな変なこだわりは持っていないが、まぁせっかく付けてもらった名前だ。
使わなきゃもったいないな、と考えて使っている。
ー名乗った名前が「ジェイド」の時点で分かってたよ
さらっと言ってのけたウイエにジェイドは目を丸くする。
ウイエは、ジェイドから暗殺者ギルドにいるみんなの力や、過去に何があったのか同じノロワレとして聞いたりしてサルームに帰りながら夜を過ごした。
その中で、ジェイドがロードストの三男だとかもギルドの人より先に聞いていた。
ジェイドは、自分しか知らなかったことも、抱え込んでいた小さな不安も、その日の夜にウイエに吐き出した。
人の話は静かに、だがしっかりと耳を傾け話を聞くウイエだからこそできたことだ。
ジェイドは今、ギルドのみんなの賞金を無くすために動いている。
その中で、自身のノロワレによりギルドを開けてしまうことが多いため、少しでもサルームの中に仲間がいると伝えておきたいそうだ。
タッ
ウイエはそういうと、周りの家に迷惑をかけないようにとジェイドと同じように気配を消し、音を立てないように家へと帰った。
疲れてはいたが人柄がいいジェイドだったからか、ジェイドと話したことによる疲れはなく、ウイエに残っていたのは魔獣退治の疲れだけだった。
────会ってみたいな











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!