第3話

番外編_冒険者ウイエと影狼のジェイド_
982
2025/08/24 02:31 更新
カラム
ウイエ
(あなた=オルテンシア)
カラム
戦術ー・髪のノロワレと、他と比べてバビロン以外柔ら   
   かい身体を使った体術を組み合わせ
   たもの。
   ・槍や剣、弓矢、鞭など見た事のある
   武器は自分の体に合わせながら工夫
   を凝らして使うことができる。
カラム
・武器は基本的に依頼と使いやすさの中間あたりを選んで持っていく。
・受けていた依頼は、サルーム王国内のものから森まで入っていくダンジョンや魔獣退治など様々。
目立ちやすい髪色桃から紫のグラデーションを隠すために黒いシャツ、髪を覆えるフード付きの上着、黒いズボンを基本的に着ていた。
・その体の柔らかさゆえ柔軟な動きをすることが多く、気配を消すことも依頼を遂行するために身に付けていたため、既に賞金首であった暗殺者ギルドと間違えられることも多々あった。
・様々な依頼を受け体は鍛えられているが、体質ゆえわかりやすい筋肉は付いておらず、細いが体感などはしっかりしている。
※AIって書いてますが、周りに書いてあった文字を消しただけです
グオォォォオオ
ヒュ

ドスッ





バタン
カラム
……ふぅ
カラム
これで最後っ……と
冒険者ウイエが今回受けた依頼は魔獣退治。
魔獣退治は難易度が高いものがほとんどであり、ギルドから信用され、かつ実力がある冒険者にすすめられる依頼である。
また、魔獣退治はサルーム王国の王位継承権を持つ王族が受けることもあるため、ギルドで受けられるのは珍しい依頼だ。
ウイエのランクはA。
パーティーは組まず、多彩な技と気配を消せる実力を持って大小様々な依頼を受けている。
カラム
んー……この時間だと、サルームまで帰れるかな?
シュン
カラム
ん?
???
いやあぁぁぁあ!!たかあぁぁぁい!!
カラム
……は?!
???
たぁぁすけてぇぇぇええぇぇ!!
ヒュ

トッ
???
……あれ?
カラム
はぁ〜びっくりした
カラム
結構高いところから落ちてきたけど……大丈夫?
???
え、え?俺さっきまで空中に……
カラム
流石に地面激突はヤバイと思って……
空から聞こえた、シュンという音と共に現れたのは紺色の服に、長い黒髪の男性。
???
わ、わ、わ〜ありがとう!
ジェイド
俺はジェイド!!君の名前は?
カラム
ウイエ
ジェイド
ウイエかぁ〜え、それ本名?
カラム
いいや?冒険者としての名前
ジェイド
え、ウイエって冒険者?!
カラム
そ、今は依頼を終わらせて帰るところ
ーそこにジェイドが上から落ちてきた
とジェイドを腕からおろしながら話すウイエ。
今は依頼中、ウイエであってあなた=オルテンシアではない……なんてあなたそんな変なこだわりは持っていないが、まぁせっかく付けてもらった名前だ。
使わなきゃもったいないな、と考えて使っている。
カラム
本名がいい?教えるけど
ジェイド
……いや、いいや
ジェイド
それよりもさ
ジェイド
さっきから髪の毛がちょっとずつ伸びてるけど……ウイエってさ










ジェイド
"ノロワレ"










ジェイド
だったりしない?
カラム
んあー他人からいえばそう……なるのかな?
カラム
操れはしないけど、抑えられるようにはなったし
ジェイド
そっかぁ……軽いなぁ
カラム
まね、名付けるなら『髪のノロワレ』……ってところかな
カラム
これさぁ……伸びるし、硬いし、操れなかったら人なんて簡単に締め殺せちゃうから頑張ってON/OFFまで出来るようになったんだ
ジェイド
……俺ね、ノロワレで構成されたギルドのリーダー的な位置なんだけど
カラム
え?知ってるよ?
ジェイド
え?!
カラム
だって「影狼のジェイド」でしょ?
ー名乗った名前が「ジェイド」の時点で分かってたよ
さらっと言ってのけたウイエにジェイドは目を丸くする。
カラム
ああ、安心して
カラム
ギルドに賞金首として貼ってはあるけど、私と同じっぽい感じがしたからさ
カラム
それに、わざわざ金額の高い依頼を危険を犯してまでやらないと生きていけないような人生ではなかったから
ジェイド
そっか……良かった
ジェイド
『糸のノロワレ』を持つ「蜘蛛のガリレア」
ジェイド
『傷のノロワレ』を持つ「百傷のタリア」
ジェイド
『軟体のノロワレ』を持つ「巨鼠のバビロン」
ジェイド
『呪詛のノロワレ』を持つ「闇鴉のクロウ」
ジェイド
『毒のノロワレ』を持つ「毒蛾のレン」
ジェイド
そして『神隠しのノロワレ』を持つ「影狼のジェイド」である俺で構成されてるんだ
ウイエは、ジェイドから暗殺者ギルドにいるみんなのフノロワレや、過去に何があったのか同じノロワレとして聞いたりしてサルームに帰りながら夜を過ごした。
その中で、ジェイドがロードストの三男だとかもギルドの人より先に聞いていた。
ジェイドは、自分しか知らなかったことも、抱え込んでいた小さな不安も、その日の夜にウイエに吐き出した。
人の話は静かに、だがしっかりと耳を傾け話を聞くウイエだからこそできたことだ。
ジェイド
……流石にここからは一人で戻るよ
ジェイド
なんか、色々聞いてくれてありがとう
カラム
そんなことにお礼なんて言わなくてもいいんけど……どういたしまして
ジェイド
それで!ギルドのみんなにさ、ウイエのこと話してもいいかな?
ジェイドは今、ギルドのみんなの賞金を無くすために動いている。
その中で、自身のノロワレによりギルドを開けてしまうことが多いため、少しでもサルームの中に仲間がいると伝えておきたいそうだ。
カラム
……いいよ
カラム
伝えられてわたしが何か困ることもないし、誰かの力になれるのは嬉しい
ジェイド
良かったぁ〜
カラム
あ、でも
ジェイド
カラム
私、一週間後くらいかな……からサルーム城で世話係やら、護衛やらにスカウトされてるからさ
ジェイド
へぇ〜!!すごい!
カラム
冒険者ギルドにいることがめっきり無くなるんだよね
カラム
まぁ、ジェイドのやってることが実ったら、冒険者ギルドから連絡して貰えるようにお願いしとくよ
ジェイド
ほんと?!俺頑張るよ!!
カラム
あははっ!頑張ってね!!
ジェイド
うん!じゃあまたね!
カラム
またねー
タッ
あなた
んーっはぁ……帰るか
ウイエはそういうと、周りの家に迷惑をかけないようにとジェイドと同じように気配を消し、音を立てないように家へと帰った。
疲れてはいたが人柄がいいジェイドだったからか、ジェイドと話したことによる疲れはなく、ウイエに残っていたのは魔獣退治の疲れだけだった。
カラム
ノロワレで構成されたギルド……か……















────会ってみたいな















作者_Very_
ウイエことあなたが冒険者として動いていた時に、転移されてきたジェイドと会って仲良くなってたらいいな。
作者_Very_
と思って書きました。
作者_Very_
あなたはジェイドと話している中で、他の暗殺者ギルドのメンバーの紹介をされてます。
作者_Very_
見た目は分からないものの、ノロワレの特性やら性格やらの説明を受けていて、悪い人たちではないという認識です。
作者_Very_
というか、元々あなたは暗殺者ギルドに対する悪い印象は持ち合わせていませんでした。
作者_Very_
本編も書きたいですが漫画を買えないので、出すとしたらしばらくは番外編です。

プリ小説オーディオドラマ