いつも通り学校に行って
いつも通り授業を受けていた
たかしにも心を打ち明けて
ともきと同じように話せるようになってきた
でもやっぱり
たかしが憎い
休み時間,二人に聞いた
この質問をするのには俺にとって勇気がいること
だって好きな人に
"好きな人だれ?"って聞くから。
鉄人 「なぁ、好きな人とかおらんの?二人」
たかし 「好きな人かぁ...おるよ」
友樹 「おらんかなぁ~」
なんで興味無いやつに好きな人おって
好きな奴に好きな人おらんねん
まぁおっても嫉妬するか.
友樹 「たかし、好きな人誰なん!笑」
鉄人 「気になる気になる~笑」
思ってるわけないウソ
たかし 「んぁ、じゃあ引かんとってな?」
たかし 「俺、ゲイやから男が好きやねん。」
たかし 「誰かとかは引かれそうやから言わんけど…」
その時
気持ち悪いとかどうでもよくて
たかしも友樹の事が好きやったらどうしようって思ってしまった
独占欲が強いせいで
こんなこと考えてなんとも言えない気持ちになるのは日常茶判事.
友樹 「人によるもんなぁ.きもいとか思わんよ。」
たかし「ありがとうな-.素敵な友達もってよかったわ笑」
橋本家にて
たかし 「ぁ"~…遠回しに好きって伝える方法…引かれない告白の仕方…邪魔されない方法…」
俺は友樹が好き
あの明るい性格に、俺は惹かれた
いつも気安く友樹に喋りかけている鉄人が邪魔で邪魔で仕方ない
と、考えていた時
鉄人 「今から会えへん?」
メッセージが送られてきた
時間はもう夜中の2時
こんな時間まで彼奴に会わないといけないのかと思うと散々だけど
ともきのことを伝えたら邪魔にされずに済むかと思った
たかし「いいよ。守口中央公園で。」
鉄人 「ありがとうな」
守口中央公園にて
鉄人 「あのさ」
たかし「なになに?そんな深刻な話?どしたんよ」
鉄人 「俺」
たかし「おん」
鉄人 「たかしが邪…」
たかし「ん?ごめん.なんて?」
鉄人 「やっぱなんでもない」
鉄人 「呼び出しといてごめん。」
たかし「ぁー、ぜんぜんええよ!!」
たかし「また言える時が来たら言ってな?気になっちゃうから笑!!」
鉄人 「ぅん。」
去っていく鉄人のズボンから
刃物が見えた
不気味で仕方なかった
寒気がして
あいつに余計なことをしてはいけないと思った
なんやあいつ。
呼び出しといて,"やっぱなんでもない"って笑.
こんなんやったら断ればよかった












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。