あなたの下の名前side
夢の中は最初はとても心地よかった。
スキズのみんなが私を呼ぶ声が聞こえて、私はその声がする方へ走っていた。
だけど、途中からみんなが、私に覚めたような顔をしてきて最終的には見放されてしまった。
なんて、残酷なんだろう。怖いなー
と思いながら、無理やり夢から覚めた
起きようとしても、起きれなくて何か重たいものが私の上に乗っていた
また、パムかと思っていたけど、何かが違う。
だって、足がある
まって、またなの?また、ヨンジュニオッパと?
と思い恐る恐る目を開けてみると
そこには、気持ちよさそうに眠るスンミンがいた
私の声で、起きたのかスンミンも目を開けた
スンミンは平然としていて当たり前かのように挨拶をしてくる
私は急いで布団の中身をみた。
けれど、ちゃんと二人とも服は着ていてなにも無かったのが分かった
それに気づいたのかスンミンはへにゃへにゃとそう言ってきた
体を起こすと、スンミンも同じように起こして、ここに居るのは何故か聞いてみた
嘘でしょ。オッパ。酔っ払っている私なんか絶対メンバーにバレたくないのになにしてるの?
なんで、スンミンに預けたのよー。部屋も見られたくなかったし……まぁ、私が酔っ払ったのがいけなかったんだけども…
まだ、頭が追いついていなくて理解がしっかりと出来ていないけどスンミンの言う通りシャワーを浴びに行った
不安に思いながらシャワーをすぐ浴びて、お風呂からすぐに出た
リビングに向かうといい匂いがして、すぐにキッチンに行った
私の目の前には、綺麗に作られいい匂いを漂わせているスクランブルエッグとバタートーストが出された
マネージャーになってから忙しくてまともに自炊が出来ていなかった私は久しぶりに食べる手作り料理に感動した
スンミンがシャワーしに行くと、私はクローゼットから元彼が置いていった男用のセットアップになっているパーカーを出した
洗濯して返そうと思って家に行ったらもう新しい彼女……いや、浮気相手?が居て、返せないままずっとクローゼットの中に入れていた
今、役に立つ時が来たので元彼に少しだけ感謝して、洗面所に持っていった
シャワーの音と混じってスンミンの返事が聞こえ、私はそこから退散した
しばらくして、スンミンがお風呂から髪を乾かしていない状態で戻ってきた
髪が濡れているスンミンを見ることは初めてでは無いけど、今回は状況が違うわけで何故かスンミンから色気を感じてしまった
スンミンは変に思い私に近寄ってきたけど、私と同じ匂いなわけでそれもあってドキドキしてしまった
今までこんなことなかったんだけどなー
スンミンは何も気にしてないようで、自分の作った料理を食べながらテレビを見ていた















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。