ナナリア.Side
窓からぽかぽかとした暖かな日が差す
明日、私は仲間と共に “ アイ の塔 ” へ
祝福を手にしに行く
そう自身の部屋でつぶやいていれば
部屋のドアをノックするような音がする
なんて考えながらそそくさと着替える
今日もまた1日が始まる
No.Side
針子の少女 が階段を駆け下り
みんなが集まっている机へ向かう
皆が集うダイニングには
パン職人の姉弟 以外が席についていた
僧 にそう言われた 針子の少女 は
明るく返事をして席に着く
そんな風に皆と話していれば
香ばしいパンの香りがする
匂いの方を向いてみれば
パン職人の姉弟 がパンを運んできていた
程よく焼き色のついたふわふわのパンが
鼻をくすぐり , 食欲をそそる
そう言い , 職人の姉 は席を立とうとすると
詩人 は職人の姉を制止する
そんな風にいつも通りの朝食の最中 ,
明日についての話題が出る






















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。