第4話

Ep.1 朝が来る
24
2026/05/24 05:10 更新



ナナリア.Side











窓からぽかぽかとした暖かな日が差す

ナナリア
ナナリア
  …ん、朝だ  


明日、私は仲間と共に “ アイ の塔 ” へ
祝福を手にしに行く

ナナリア
ナナリア
  ついに明日かぁ…  
ナナリア
ナナリア
  ちょっぴり不安だな  


そう自身の部屋でつぶやいていれば
部屋のドアをノックするような音がする

モア
モア
  ジョーカーさん…? 起きてますか?  
ナナリア
ナナリア
  うん!  
ナナリア
ナナリア
  起きてるよ!  
モア
モア
  朝ごはんの準備ができたので呼びに来ました  
ナナリア
ナナリア
  わかった!! 着替えたらいくよ  
モア
モア
  わかりました、待ってますね  





ナナリア
ナナリア
  今日は何をしようかな  


なんて考えながらそそくさと着替える







今日もまた1日が始まる









 No.Side







針子の少女(ナナリア) が階段を駆け下り
みんなが集まっている机へ向かう

ナナリア
ナナリア
  ごめーん!! 遅くなっちゃった!!  


皆が集うダイニングには
パン職人の姉弟( モア & リーヴ ) 以外が席についていた

リア
リア
  大丈夫だよ  
カガミヤ
カガミヤ
  さぁ席にお着きなさい  


僧(カガミヤ) にそう言われた 針子の少女 は
明るく返事をして席に着く

エクス
エクス
  今日は遅かったですね  
ナナリア
ナナリア
  えへへ  
シアン
シアン
  今日“ は ”ではなく今日“ も ”じゃないかしら?  
ナナリア
ナナリア
  えぇ!?  


そんな風に皆と話していれば
香ばしいパンの香りがする

匂いの方を向いてみれば
パン職人の姉弟 がパンを運んできていた

モア
モア
  ふふっ…パンが焼けましたよ  
リーヴ
リーヴ
  ふわふわのパンができましたぁ  


程よく焼き色のついたふわふわのパンが
鼻をくすぐり , 食欲をそそる

リナ
リナ
  おぉ! モアさんとリーヴさんのパンだぁ!  
りくあ
りくあ
  美味いやつ~  


シオン
シオン
  ジャムとかってありますっけ ?  
リア
リア
  確か いちご のジャムがあるはずだよ  
モア
モア
  取ってきますよ  


そう言い , 職人の姉 は席を立とうとすると
詩人(シオン) は職人の姉を制止する

シオン
シオン
  いえいえ , 大丈夫です  
シオン
シオン
  お先に食べていてください  
カガミヤ
カガミヤ
  先に食べたりはしませんよ  
カガミヤ
カガミヤ
  早く取りに行ってきなさい  
シオン
シオン
  わかりました  
シオン
シオン
  他に取ってくるものはありますか ?  
リア
リア
  じゃあ , バターを取ってきてもらってもいいかな ?  


そんな風にいつも通りの朝食の最中 ,
明日についての話題が出る

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