第2話

Gunwook -選択
369
2024/01/28 15:22 更新






「ッ...え」





好きな人に彼女が出来ました





━━━━━━━━━━━━━━





「ッ、ㅠㅠ」

『ほらティッシュ 鼻かめ』

「ッんㅠ ありがどッ、」

『泣きながら電話してきたと思ったら』

「ッだっでぇㅠㅠ」

『分かった分かった 辛いな』





体育座りで小さくなりながら号泣する私の背中を


大きな手が優しく撫でてくれる





「うえ゙え゙ぇんㅠㅠ」





『はいはいティッシュ』


『あ こら目擦んな』


『ほらココア飲め』





泣きわめく私に嫌な顔せず優しくしてくれる幼馴染


ほんと良い奴だ


何で彼女いないの





「えぇと 昨日は大変ご迷惑お掛けしました。」

『ホント大変だったわ』

「いやもうはい すいやせん」

『ま もう大丈夫ならいいんだけど』

「! 本当にあんた良い奴過ぎる」

『知ってる』

「あ そこがダメなのk」

『ん?』

「いえ 先日は誠にありがとござんした」

『うむ 何か喉渇いたな〜』

「レモンティーすね かしこまり」

『ㅋㅋ』





あれ レモンティーの横ピーチティーになってる


いつ変わったんだろ





「私これにs」

『俺これ』





後ろから手が伸びてきてボタンを先に押される


誰の なんて見なくても分かる





「あ やっぱピーチt_ッ、近」





共感しようと後ろを振り向けば


すぐ目の前にあるゴヌギの顔


まさかの壁ドンならぬ 自販機ドン状態(ナニソレ





「え、な、なに」

『...失恋したレイカの新たな恋は?』

「え、え?何急に、」





急な質問に戸惑う


失恋ってワード結構クルんだけど





『新たな恋は見つけずに卒業してくか』





「え、?どういu」

『それか』

「ッ?!」





グッと更に顔を近づけられ


距離10cm あるのか ないのか





『俺を好きになって俺のになるか』





「え?......ッッえ?!」





『選んで』





プリ小説オーディオドラマ