スタッフ(大夢くん、もう1回歌ってみようか。)
スタッフ(いい感じ!!これで終わりです、お疲れ様でした!)
kyosuke side
レコーディングなんてできんの?って思ってたけどさすが大夢。
取り直しはいつもより多かったけど完璧にやりこなしてた。
次は俺の番。負けてらんないね。
よし終わった終わった。なかなかいい感じに歌えたんじゃない?って思いながら控え室に戻るとザワザワしてた。
どこいったんだよ大夢。って思ってたら自販機の前で俯いてるハムスターを発見。
大夢は俺の声に反応してゆっくり頭を上げた。
その顔はだいぶ火照ってて熱あるんだなぁって確信した。なんか声もガサガサでさっきまでレコーディングしてた人とは思えない。
額と首筋に手を当てるとだいぶ熱かった。
大夢がなにをし出すかと思ったら俺の肩に首にコテンとのせてきた。
俺もこんなこと普段されないから動揺しちゃったけどよく我慢したねって意味も込めて背中を摩った。
結局俺の肩で寝ちゃったから起こさないようにそっと大夢をみんなのいる控え室へ運ぶ。
ピピピピ
みんなで話してたら大夢が目覚めたみたい。






















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!