タイトル:恋人みたいな、友達みたいな、ただの他人
※事後です、察しましょう()
※年齢操作してます
※職業も変わってます
※タバコも吸います
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目が覚めると、裸のままベッドで寝ていて、横にいた彼はいなくなっていた。
でも、床に脱ぎ捨てられた服は二着分だったため、部屋にはまだいるだろう。
寝起きの頭でボーッと、そんなことを考えた。
そんなこと考えなくても、彼は俺が起きるまでここに残ってくれるだろう。
彼は損得を考えられる人間だ、面倒なことはしない。
それより……
桃「…あ"〜……また出来んかった…。」
いつもは彼の願いでバックでヤるのだが……。
昨夜……いや、今日にも入るのかもしれないが、俺は彼と正常位でヤったことがない。
いや、一回だけヤったことあったな……。
ヤっている時に後ろから見える赤らんだ耳と漏れた吐息にすごく興奮して、それだけで満足もしているが、やはり顔を見てヤリたい。
そう思ったのがたったの二ヶ月前で、今日は久しぶりにやった方だと思う。
桃「…はぁ"ぁあぁ……」
盛大にため息をついたところで、奥の部屋からガチャリという音が聞こえた。
反射的に視線がそちらを向くと、そこには裸の彼がいた。
緑「あ、起きた?」
桃「…おー、相変わらず朝が早いことで」
少し茶化すように彼に言い放った言葉。
朝が早いのはわかるが、人に抱き潰されたあとだと言うのに、良くもそんなに軽快に動けるなと思う。
……ちなみに俺は今年で25なのでそろそろ体力が無くなって来ている。
緑「慣れだよ…。それに、俺だって普通に働いてるんだから、この時間に起きんのは普通だよ」
桃「…へぇー……」
彼が自分のことを話すことはあまりないが、疲れている時は今回のようにボロが出る。とは言っても、ほんの少しだけだが。
ってか普通に働いてんだな、この人。
結構そーゆーアプリでおっさんたちに人気だから、金には困ってないと思ってたけど。
桃「どんな仕事?」
緑「大したことないよ、入社7年目のサラリーマ…」
そこまで言って彼は片手で口を覆った。自分が失言したことに今気づいたらしい。
そういう俺も、だいぶ驚いている。
入社7年目???
てっきり俺と同年代…なんなら年下だと思っていたが、実はかなり年上…?
桃「…あのさ、聞いたこと無かったから聞くけど、今年でいくつ?」
緑「…………さぃ…」
桃「え?」
緑「っ………だからっ、"29歳"だってッ!」
桃「ゑ」
まさかの予想外な数字が飛び出してきた。
ほぼ三十路を俺は今まで抱き潰してきたということか……???
いや逆にほぼ三十路であんなにエロいのは才能だと思うな。
桃「ほぼ三十路であんなにエロいのか……」
緑「うるせぇなぁ……!」
桃「痛い痛い!笑」
思わず口に出して言えば、彼は悪態をつきながら俺の事をポカポカと殴ってきた
緑「はぁ……明後日も変わらず仕事だよ。最近は新入社員が入ってきて、妙にこっちに話しかけて来るもんだから対応で疲れてんの。」
桃「おぉぅ……急にめっちゃ喋るじゃん。」
彼は煙草を鞄から取り出し、口に咥えて火をつける。
煙草かぁ……そういや最近吸ってねぇな。
俺は鞄の中から煙草を探し出す。
あったあった……って残り2本かよ。
まぁいいか、どうせ1本しか吸わねぇし。
桃「……すっちゃん、火ちょうだい」
そう言って、口に煙草を咥えて彼の方へと顔を向ける。
緑「ん……」
桃「ぇ、ちょ……」
火が欲しかっただけなのに、彼は何故か俺の顎と頬を掴んで、顔を近づけてきた。
そして、キスをするように火をつけた煙草の先を俺の煙草の先へとくっつけた。
桃「……」
緑「……」
桃「…熱っつッッッ!!!!」
緑「…熱っちいッッッ!!!!」
そして、二人とも叫びながら顔を思い切り背けた。
桃「びっ…くりしたぁ…シガーキスするなら先言ってよぉ…」
緑「いやー…シガーキスなんて急にするもんじゃないね」
俺の煙草に無事に火はついたけれど、顔を火傷しかけた。
ほんとに…危ないことするなぁ。
いたずらっ子のような笑みを浮かべながら煙を吐く彼。妙な色気がある。
なんてことを考えていたら、自身のスマホから通知音がなった。
桃「んあ?……うーわ、最悪や」
緑「なに、どしたの」
興味を持ってずいっと近づいてきた彼にスマホの画面を見せる。
桃「呼び出しかかった……」
緑「あー普通に可哀想」
なんと上司から呼び出しがかかっていたのだ。
哀れみの顔を向けてくる彼に少しイラッとしながら、煙草の先端を灰皿に押し付けて、ベッドから腰をあげる。
緑「あ待って、俺も今日出勤だったわ」
ハッとしたような顔で俺の動きを止めた彼。
休日なのにどっちも出勤とか…ツイてないな。
桃「んじゃ、一緒に出るか」
緑「そだね、早く行こう」
立ち上がって煙草を灰皿に押し付ける彼を見て、俺は服を手に取った。
恋人みたいなことをするくせに、友達みたいな絡みをして、羞恥なんかどこにもない俺らは、
ただの他人で、ただのセフレです。
こんばんは、主です。
これはずっと前から下書きで残してたやつですね、仲がいいセフレ(?)だったらこんな感じかなぁとか思って書きました。
シガーキスまでは元々2ヶ月前ぐらいから書いてたんですけど、その後の話は今部活終わりに脳死で書いたんで謎です。
アドレナリンがね、運動後はゴリゴリ出てきますからね、衝動買いならぬ衝動書きしちゃってね()
まだ風呂入ってねぇからさみぃんだよこのやろー(((
セフレものって書くの楽しいですね。
また機会があれば書こうかな、ネタがあればね(((
あと、タイトル変えたいのでちょっと小説に不具合あるかもです、10分で終わると思うので問題ないです。
さいならー。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。