ある日のとある王室に女の子が生まれた。
その女の子の誕生は国をあげて盛大に盛り上げられたが、女の子には少し問題があった。
2歳、
3歳、
4歳、
と、このように何歳になっても喋らないのである。
放任主義であった父親も流石に心配になり、医者に見せたが結果はいつも同じ
この一点張り、いつまで経っても喋らないリアを心配して何回も診察に見せたがやっぱり、
の一点張り。流石に事を受け入れた父親と母親は、リアに文字を教える事にした。
いくら大事な娘が喋らなくても良いが、意思疎通の1つや2つしたい。そこで頑張った結果、、、
紙ではなく、魔法として空中に浮かべていた。
今まで喋らないの魔法を使わないので、
またまた大騒ぎになった。
"姫はレオナ様と同じく魔法の才があった!"
"やはり、能ある鷹は爪を隠すと言う!"
そんな家臣を見てリアはこう思った。
"、、、こいつらバカなんじゃね?"
いや、それは貴方のせいです。
そんなドタバタ(?)な無口×王室のコメディをお楽しみください。
コメディって言ってるけど、シリアスシーンとかバリバリ出てくるかも、、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。