なんか、第3話 すっごい変だけど許して
どんな風に変かと言うと。
第2話の最後と続かない!!!!! とか?
ほんとに許してくださいm(._.)m
あまりにも唐突で、
あまりにも静かな声だった。
一瞬、何を言われたのか分からなかった。
聞き間違いだと思って、言葉を頭の中でもう一度なぞる。
けっこん、しよう。
間抜けな声が、遅れて出た。
病院を出て、少し歩いたところだった。
夕方の空は薄くオレンジ色で、
人通りもまばらな道。
隣を歩いていた朝倉まぜ太は、足を止めていない。
前を見たまま、淡々と続ける。
心臓が、うるさい
声が震えないようにするので精一杯だった。
朝倉まぜ太は、ようやく足を止めて、こちらを見る。
責めるでもなく、試すでもない視線。
――その言葉。
さっきまで、胸の奥に刺さったままだった。
頭の中が、真っ白になる。
結婚。
守るため。
そんな言葉が、こんなふうにつながるなんて。
言葉は現実的なのに、
内容が現実離れしている。
そう聞くと、朝倉まぜ太は少しだけ眉下げた
風が吹いて、白衣の裾が揺れる。
胸がぎゅっと締め付けられる
静かな声だった。でも、強かった。
逃げ道を塞ぐ言い方じゃない。
でも、軽くもない。
言葉が、うまく出てこない。
結婚なんて、考えたこともなかった。
誰かと一緒に生きるなんて、
想像する余裕すらなかった。
まぜ太先生はゆっくり言った
少しだけ、優しくなる声。
その言葉に、涙が出そうになる。
守るための結婚。
覚悟で選ぶ関係。
それは、怖い。
でも――
この人は、
私の限界を見抜いた人だ。
やっと、それだけ言えた。
まぜ太先生は小さくうなずく
また歩き出す。
今度は、さっきより少しだけ近い距離で。
答えは、まだ出ない。
でも、この一言を聞いてしまった以上、
もう何も知らなかった頃には戻れなかった。
――この結婚は、
私を縛るものか、
それとも救うものか。
それを決めるのは、
これからの私だ。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。