ザーザーザー、(
雨の音が響く。
俺の心は、...
雨の日みたいに曇っている。
ねぇ、何処へ行ったの?
俺が悪かったよ、
頼むからさ、
帰ってきてよ、
ねぇ、
ねぇ、
何時まで待つの、?
早く会いたいよ、
謝るからさ、
帰ってきて、
今更君を責めたりしないから。
俺の、大事な、っ、
親友じゃん、っ、!
なんか、っ、
悪いことした、?
またさ、バカみたいに笑いたいよ。
ぴこんっ、(
通知が鳴る
うりは、迷わず走り出す。
大切な彼に、会うために。
なにか、震えて居る人がいる。
大切な彼だった。
鼻水が出るのは当たり前。
薄着なのに雨が降っている。
話を聞いた俺は激怒した。
大切な人を傷つけられた。
だけど、またあの頃に戻れた気がした。
今、俺の心は晴天だ。
窓の空を見ると、鬱陶しいほど、煌めいて居た。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!