誕生日の逆プロポーズからすぐのこと
あなたからの本気の想いを伝えられた
彼は、今年のクリスマスにプロポーズをしようと思っている。
婚約指輪もきっちり用意したいし、彼女の誕生日には指輪は間に合わない。
それに誕生日だと察してしまうおそれがあると思ったので、今から準備を進めていく。
もう、学生のうちに入籍することにしたって
何したって一緒だという、最終的には
破天荒な思考になったりく。
というか、あなたによって作られたこの流れを
止めてはいけないと、本能的に察していた。
動画のコラボのために撮影にきていた
スカイピースに誕生日祝いしてもらい
その流れで逆プロポーズの話をした。
りくのことになると、無理をしてしまう彼女。
彼はやはり、あなたのことをそばで見てあげないとと思った。
すると、
と、ラインが来た。
実は紬に協力してもらったのだ。
デザインの話にかこつけて
さりげなく指輪の号数を聞き出したという。
ラインしてから20分後に、りくの部屋のドアが勢いよく開いた
と急いで描いたという割には
綺麗にかけている、婚約指輪のデザイン案
一つだけじゃなくて、いくつか描いてあった。
圧をかけた言い方で告げ、宝石の説明を始める
デザイン案をみて、りくは一つを指さした。
ニヤリと笑い、勧めてみる。
電卓を叩いておよその予算を出してやると
男どもは震え上がった。
男達と、あーだこーだ言いながら
指輪のデザインを決め、あなたたちがいつもお世話になっているジュエリー店へ、紬がオーダーを通してくれた。
こうして、りくの逆襲プロポーズ計画が始まった。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。