あっという間に、あなたとスカイピースは
仲良くなり、りくの恋愛話が新鮮すぎるのか
すごく楽しそうだった。
んふふーと
変な笑い声を上げるりくを横目に
なんて答えたら良いのやらと思い
あなたは笑うしかなかった。
それを聞いた途端、りくの顔色が変わった。
青ざめているようにも見える。
りくの顔色から、全てを察した彼女は
フォローを入れつつ、話す。
そう、実はりく
あなたの誕生日を知らなかったのだ。
ここで、テオが察して
恐る恐る訊いた。
観念したように、りくは頷き
ぇええええーーー!っと
また驚かれてしまった。
一生懸命フォローする
彼女が健気で、テオはりくの肩を組むようにして
肩を掴む。
スカイピースにそう言われて、落ち込むりく。
彼らが帰ってからも、落ち込んでいた。
そうやっていい、課題を取り組むために
自分の家にあなたは帰って行った。
お祝いの言葉ももちろん、伝えるが
彼女の誕生日には
喜んでもらいたい。けど、女の子に
贈り物なんてしたことがない男。
都心に帰ったスカイピースにグループラインで
相談した。
りくは、あなたがこの間贈ってくれた
プレゼントを見返してみた。
タブレットのケースや
Tシャツなど、実用的なものを
もらっていた。
自分はアクセサリーなどはつけない
タイプなので、あなたは自分のことを
よくわかっている。
ある程度彼女の性格はわかるのだが
やはり、わかっていない部分は多い。
彼女の母親に訊けば情報が聞けると
呼び止めた。
そうして、あなたの母と会議をして
りくは、誕生日の贈り物を決めることができた。
今まで、できていなかった分
彼女を喜ばせたいし、喜んでくれると
いいなと、動画の作業の傍ら
準備を進めた。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。