人は死後、天国か地獄のどちらかに行くと皆は言う。
でも、本当はそうではない。
人は死後、天国でも地獄でもない
その「真ん中の世界」へ行く。
でも、「真ん中の世界」へ送られるのは全ての人たちではない。
対象は「元の世界で未練を残したまま死んだ人」
そして、「自ら命を絶った人」も。
希望すれば、「真ん中の世界」に存在する、「ディーパー」と呼ばれる化け物を殺す者となる。
希望しなければそのまま天国へと送られる。
ここまで聞くと皆、「天国へ行った方が絶対いい」と思うのではないだろうか。
ただディーパーを殺すだけなら、もちろんおかしい話だ。
わざわざ未練を残したり自ら命を絶った者がディーパーを殺すだけ。何のご褒美が無いようじゃおかしい。
そう。
ディーパーを殺す者となった者にはチャンスが与えられる。
それは、「元の世界に戻ることができる」
つまり、生き返ることができるということ。
生き返る時は、「真ん中の世界」で過ごした記憶は消され、死んだ事実も消される。
生きていた頃の生活に戻るのだ。
元の世界に戻るにはもちろん条件がある。
真ん中の世界には2段階あり、最初はその1段階のところに行く。
1段階のところは5~1000コードのディーパーがいる。
コードというのはポイントの様なものだ。
このコードを1段階の場所で1000000コード貯めることができれば、2段階の場合へと進むことができる。
ただ、2段階の場所へと進む場合、本部への申請が必要になり、そのまま1段階の場所へ留まりたい場合は申請をしなかったら留まることができる。
2段階の場所には、10000コード以上のディーパーが存在し、そこで一体のディーパーを倒すことができれば本部へ行くことが可能とされる。
ここでは、本部へ行くのに申請が必要なく、本部に認められると元の世界に戻ることができる。
だが、1段階、2段階の場所で辞退、もしくはディーパーに殺されてしまった場合は地獄へ送られる。
まさにサバイバル。
第2の命をかけて戦い、元の世界へ戻るのか。それとも真ん中の世界に留まり、ディーパーを殺し続けるのか。辞退、ディーパーに殺され、地獄へ行くのか。
それぞれの生き残リの戦いヲどウカ、楽しんでいってクダさイネ───。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!