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第16話

#15
354
2025/01/03 09:00 更新












 飛び降りた の っ … 、 



 始め 、 意味 が わからなかった 。


 飛び降りた … ?


 数秒 を 要し 、
 ようやく その 意味 を 理解 する 。

 苦しそう な ないちゃん の 顔 。

 「 飛び降りた 」 と いう 言葉 。

 頭 に 浮かぶ のは 、
 最悪 とも 呼べる 人生 最期 の 選択 。



 … うそ 、 




 飛び降り 自殺 … … って こと 、 ? 



 何 も 言わない で 、
 ただ 小さく 頷く みんな を 見て 、
 ボク は 納得 した 。

 あの日 目覚めた のが
 病院 だった わけ 。

 ボク とは
 不仲 だった らしい いふくん が 、
 不仲 とは 思えない ほど
 ボク に 優しく して くれた わけ も 。

 みんな から したら
 記憶 喪失 に 陥って いて も 、
 ボク は 自殺 を 実行 して しまう ほど に
 不安定 な 人間 だった わけ だ 。
 
 何 を 起こして しまう か
 怖く て 仕方 なかった の だろう 。

 



 … … でも 、 なんで また 
 そんな こと に 



 さっき、
 ボク が して いた 活動 の こと とか 、
 武道館 に 立った こと とか 、
 ファン の 人 が いっぱい いた こと とか 、
 ボク に ついて 幸せ な こと を たくさん 聞いた 。

 だから こそ 、
 不思議 だった 。

 無惨 な 結末 を
 迎えて しまった こと が 。



 … おれ たち の っ 、せい 、 




 … 、 と 、 っ その …



 言い 淀む ないちゃん を 見かねて 、
 代わり に あにき が 口 を 開いた 。



 活動 五周年 に 、
 近づいた とき やった 、 かな 




 ほとけ の ___ 
































 あにき の 話 を 聞いて みて も 、
 待って いた のは 絶望 だけ 。

 まあ 、 飛び降り 自殺 へと
 走った 理由 を 聞いた わけ だから
 当たり前 と 言えば 当たり前 だけど 。


 ただ 少し 分かった のは 、
 ボク も 彼 も 死んでも
 おかしく ない よう な
 ダメージ を 受けて いた こと 。

 それ が 引き金 と なり 、
 入れ替わる こと に なんて
 なって しまった の だろう か 。

 でも
 あんな 目 に あった のに 、
 ボク の 体 は 生きている かも なんて 。

 信じられない よう な 気分 だった 。










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