第5話

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2021/11/08 14:48










それからだいたい30分くらいして


ピンポーンとなった。












鍵を開けるとそこには大好きな彼がいて、













































『…っふーま、!』


気がついたらからの胸に飛び込んでいた。


いや、正確にはほぼ倒れるようにしてもたれかかった。


















菊池 「ちょあなた、めっちゃ熱いじゃんやっぱ」


『大丈夫だよ、って、え、』


迷惑かけちゃいけないと



はっと気づいて直ぐに離れようとしたら



体が宙に浮いていた。



その状態は彼がお姫様抱っこをしてくれているらしい。












『重いからいいよ、!』


菊池 「ほんとに食べてんの?って並に軽い」






そういって軽々と持ち上げられ、ベットまで運ばれた。

























菊池 「熱は?」


『わっかんない、でも熱ないと思うよ、』


菊池 「あるから笑」


菊池 「いつから?」


『咳は1週間くらい前から、』











でもたしかに、ずっと体は重かった気がする。





































いつからだろう、とか、課題やらなきゃ、とか。

ずっと考えていて、


気づいたら彼が見当たらなくなっていた。












せっかく会えたのに。



またいなくなっちゃうの、?



そう思うと涙が出てきそうで、



柄にもないか細い声で彼を探した。




















『ふ〜まぁ、』

おぼつかない足取りで



キッチンにたっていた彼に向かう。


菊池 「どした、?寝てていいよ?」


『やだ、一緒にいないとしんじゃいそう、』


菊池 「んはっ笑 かわいいじゃんなに、どしたの笑」


『ねぇ、からかわないで、』


菊池 「涙目じゃん〜!だいじょーぶだよここにいるよ」


『赤ちゃんみたいでやだ〜、』










































ほんとに赤子をあやすかのように



背中を優しく叩いてくれた。



彼が作ったお粥はほんとに美味しくて。



熱あるとは思えないスピードで完食した。




























































































『ふーま、今日帰るの?』


菊池 「帰って欲しい?」


『なーんですくに意地悪な聞き方するの、』


菊池 「あははっ笑 今日はずっと隣にいるよ」


『ほんと!?』


菊池 「明日もoffだしな、」


『夢じゃない?』


菊池 「ほっぺつねろうか?笑」


『いい、笑』



























































































































彼が隣にいることが本当に嬉しくて。


『ふーま、好き』


菊池 「っ、笑 急に言うのは反則だわ笑」







っていうから、






















一緒に寝てる布団の中で、もっと彼にくっついた。















































彼が頭を撫でてくれるのが心地よくて、




雨音なんか気にせず、彼の優しい声だけが聞こえた。





































































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いや〜〜〜低クオでかたじけない。


いいね待ってます!💞

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