Han side
あまりの人の多さに気が滅入ってしまって、近くのベンチに腰を下ろす
今日は大学の新歓活動が行われててとにかく人が多い
こんなんだったら大人しく家でアニメ観とけばよかったなぁ…
ハンジソン、大学一年生、引きこもり
それが僕だ
このベンチという安地にたどり着くまでにも沢山の人に声をかけられた
極度の人見知りの僕にとっては、本当に辛い
正直に言うと今すぐ家に帰って布団に包まりたい
それでも僕が新歓という場に来たのには理由があって、、、
プルルルル…プルルル…
手に持っていたスマホが振動した
電話だ、、
画面に書かれた名前をみて、心臓が大きく飛び跳ねる
一回深呼吸をしてから、電話に出る
プツッ…(電話を切る音)
、、、切られちゃった
ずっと電話を繋いでいてほしかったなぁとか思っちゃったり
ここまで来るときもいのかな、?
僕はリノヒョンのことが好きだ
それは、、もちろん恋愛的に
リノヒョンは二個上の幼馴染でとっても優しくてかっこいい人
僕がこの大学に行くと決めたのもヒョンがいるからだ
極度の人見知りの僕がいかにも苦手なこういうイベントに来たのは、ヒョンに会うため
もういつからかわからない
気づいたらヒョンは僕にとっていなくてはならない人になっていて、
僕以外にあの優しい笑顔を見せてほしくなくて、
ヒョンに「好き」って言ってもらいたくて、
もう何度も想いを伝えてその度にフラレてきた
普通だったら同性にも関わらず自分に恋愛的な目を向ける友人と一緒にいれないはずなのに、
ヒョンは優しいから、まだ僕とソウルメイトでいてくれているんだ
だからもう、これ以上を望むのはやめる
せめて、リノヒョンのいちばん大切な””親友””になれるように。
どうも!作者です
全然浮上できずすみません
今書いている小説の展開に悩んでしまっていて、新作を出すことにしました
「同居人」と同時並行できるように頑張ります!














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!