その時私は明日集まる時間を忘れていた
別れ際に思い出したので大声で紫音に話しかけたら
その時だった、猛スピードでトラックが突っ込んできた
私がその時呼び止めなかったら
彼女はトラックに跳ねられなかった
彼女は自分の命を放っても、娘を守ろうとしたらしく
お腹を庇って、頭は酷く損傷していた
そこからは良く覚えていない
ただ、血の匂いが酷く立ち込めていて
頭がフラフラして
気づいたら、病院にいた
紫音は、その日のうちに亡くなった
子どもを庇って
実感が沸かなかった
毎日のように一緒に散歩をして、
笑い合って
夢だと信じたかった
それでも現実は変わってくれなくて
彼女が命をかけて守ったものを守ることで
少しでも償おうと思った
私はそれから彼女の"母親"となった
私と彼女には約束があった
でも、ごめんなさい
私は"あなた"を手放してしまった
本能的に自分の子を守ろうと思ってしまった
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。