訓練で師匠と私が来たのは、家から少し歩いたところにある深い森だった
此処で訓練って…中々ハードだよ?
てかこの人異能力あんのかな
え、これいきなり飛び掛かっていいの?
…まぁ準備体操って事で
勢いよく駆け出して、私の足を師匠の足に引っ掛ける
一瞬焦った顔を見せたが、受け身を取って立ち上がる
私は前世では呪霊を祓ってましたなんて口が裂けても云えない…!
目付きが変わった
此方が本性って事ね…!
師匠は私の腕を掴んで背負い投げをしようとする________が、体が中に放り出された瞬間、身を捩らせて師匠のお腹に蹴りをお見舞い
師匠が異能力を使うと、辺りが何かで囲われた空間に閉じ込められた
なにそれ最強じゃん?!
何かそれ聞いたら体が重いような…?
私も異能力、使ってみるか!
異能力を使おうとしたその時だった
ドッと鈍い音が師匠の方から響いた
奇襲…?!
驚いていると、師匠の異能力が解除されて体が軽くなる
と同時に、師匠の後ろに大柄な男が5人、その1人が師匠の腹を包丁で貫いていたのが見える
自分でも驚いた。会って半日も経っていない人の為に、こんなに殺気を出せることに
此処から先は正直怒りであまり覚えていない
ただ、師匠が最期まで必死に逃げろと云ってきたのは耳に残っている
____________11年後
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。