第2話

289
2023/02/19 06:03 更新
ことの発端は1日前




放課後
私は明日、ついに
(なまえ)
あなた
(告白するんだ!)



その相手は
(なまえ)
あなた
あ!ヒスン先輩!
ヒスン
ヒスン
お、あなたじゃん
どした?
ヒスン先輩!
先輩とは部活の先輩後輩という関係だけでなく、保育園からの幼なじみなの!

まあ、話し始めたのは中学からだけど、家もお隣なんだよ!

なんとも運命を感じずにはいられないよね!
(なまえ)
あなた
なんでもないです
今日もかっこいいなーって思って
ヒスン
ヒスン
そっかㅋㅋありがと
ヒスン
ヒスン
一緒に帰らない?
(なまえ)
あなた
え!いいんですか!?
ヒスン
ヒスン
うんㅋㅋほら、おいで
先輩はそう言うと私に手を差し伸べてきた
(なまえ)
あなた
はい!
私はその手を取り、一緒に下校することにした
ヒスン
ヒスン
じゃあね
(なまえ)
あなた
はい!
先輩と家の前で別れ、私は家に入った


夜寝る前、私は明日の段取りを考えていた
(なまえ)
あなた
(えっと……手紙は今日の放課後先輩の机の中に入れてきたから大丈夫だよね……あとは待ち合わせ場所に先輩が来て、その時に告白する!よし、頑張るぞ!)
十分に意気込み、私は眠りについた
翌朝
(なまえ)
あなた
いよいよ今日だ……
ドキドキする心臓を抑えようとしていると
ヒスン
ヒスン
あなたおはよ!
ヒスン先輩が後ろから話しかけてきた
(なまえ)
あなた
わっ!あ、おはようございます
ヒスン
ヒスン
なにㅋㅋなんでそんなに驚くの
(なまえ)
あなた
いや、別に
そのまま私たちは成り行きで一緒に登校し、昇降口で別れた
昼休みになると私は手紙に書いた待ち合わせの場所__裏庭__へ向かった
(なまえ)
あなた
(先輩来てるかな……?)
そう思いながら裏庭を見ると先輩は来ていなかった

が、

知らない男子生徒がいた
(なまえ)
あなた
誰だろ……
さすがに何故ここにいるのかは聞けなかったが、気になってその人を見ていると
ジョンウォン
ジョンウォン
あ、
(なまえ)
あなた
……!
目が合ってしまった
(なまえ)
あなた
やば…
焦っていると彼が話しかけてきた
ジョンウォン
ジョンウォン
ねぇ、この手紙って君が書いたもの?
そう言いながら彼がヒラヒラとさせているのは私がヒスン先輩に書いた手紙だった
(なまえ)
あなた
……!なんでそれを…
(なまえ)
あなた
か、返してください!!
ジョンウォン
ジョンウォン
やだね
(なまえ)
あなた
なっ…!
私が手紙を取ろうとすると彼は取らせないように私の手を避けながらヒラヒラと手紙を揺らす
(なまえ)
あなた
(なんでこの人が持ってるの……!?)
とにかく、手紙だけは取り返さなくちゃ……!


私は必死に腕を伸ばした
その時、
ガシッ
(なまえ)
あなた
……!
いきなり腕を掴まれて
(なまえ)
あなた
わっ!
気がつくと
(なまえ)
あなた
え……?
彼の腕の中にいた
(なまえ)
あなた
なんですかいきなり!離してください!
ジョンウォン
ジョンウォン
やだ
(なまえ)
あなた
は?!いや、あの、ちょっと……
ジョンウォン
ジョンウォン
だって、君が俺にこの手紙書いたんでしょ?
(なまえ)
あなた
はい?
何を言ってるんだこの人は!
(なまえ)
あなた
違いますよ
これはh……
おっと危ない……
言ってしまうところだった



こんなよく知らない人に私の好きな人がバレる訳にはいかないもんね
ジョンウォン
ジョンウォン
え、俺に書いたんじゃないの?
逆になぜそう思った?
(なまえ)
あなた
はい、なので離してくだs…
そこまで言ったところで、異常なほど彼の顔が近いのに気づいた
(なまえ)
あなた
あの、近くないですか?
ジョンウォン
ジョンウォン
そう?キスする時の距離感ってこんなもんだよ?
(なまえ)
あなた
へぇー、そうなん……はぁ!?
(なまえ)
あなた
ちょ、ちょっとまっ……
嫌な予感がした私は何とか彼から離れようとした
でも強い力で押さえつけられてて離れられなかった


その間に彼と私の唇が……
(なまえ)
あなた
…っ//さいってー!!
私のファーストキスはヒスン先輩とするって決めてたのにっ!!
なんでこんな人と!
私は思い切り彼の腕を振り払い、その場から逃げた
ジョンウォン
ジョンウォン
あーあ、行っちゃった
ジョンウォン
ジョンウォン
…ん?なんだこれ
ジョンウォンは先程まであなたがいた場所に何かが落ちているのに気がついた



拾うとそれは名札だった
ジョンウォン
ジョンウォン
へぇ……あなたちゃん、ね
覚えた
ジョンウォン
ジョンウォン
面白い子見つけちゃったㅋㅋ
あの子には何して遊ぼっかな〜
ジョンウォン愉しげに笑った

プリ小説オーディオドラマ