放課後…
教科書をバッグにつめてると、隣の席のカルマくんに話しかけられた。
軽い感じの話し方に、冗談だと思って上手く流す。
デートだよこれ…
意図がつかめない…
あはは、面白っ…と笑うカルマくん。
カバンを持ち上げて帰ろうとすると…
肩を揺らされた。
何だかこの感じ、甘えたモードの波瑠を思い出す。
そう思いながら「殺せんせー誘いなよ〜」と笑ってると、さっと肩に置かれてた手が離された。
カルマくんの視線の先を見ると、茅野ちゃんが笑ってた…いや、正確に言うと目は怒ってた。
潮田くんは私が見てるのに気が付くと、困ったように目をそらしてしまった。
カルマくんは私に手を振ると逃げるように去ってった。
カルマくん……何だか面白い人だった。
つづく…















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。