先生たちと職員室でお話ししたあと、私たちは訓練場にやってきた。
どうやら私の力を見てくれるらしい。
そういえば、前にモモノキ先生に雪を降らせられるって言ったっけ?
せっかくだからそれをお披露目しようかな
意外と天気を操る系の魔術って難しいらしいんだよね
私がそんなイメージで魔力を天井付近に集めると、見事に雪雲ができた。
そして静かに雪が降ってくる。
他の先生方も感嘆してくれて、口々に私を褒めてくださる。
うっすらと足元に雪がつもり出してきた。
激しく降る雪をイメージして雪雲に魔力を集める。
すると、自分の体から一気に何かが吸い取られる感覚
....うわ、これ結構魔力消費激しいなぁ
思ったより魔力をガッツリ持ってかれたけど、吹雪並みの雪を降らせることに成功した。
先生方がまた歓声をあげて褒めてくださる
その声かけで私は魔術をやめ、あっという間に先生方に囲まれた
そんなこんなで私の実力確認は終わった。
他の魔術とかは見なくて良いのかなって思ったけど、どうやら普段の授業の様子からなんとなくは把握しているとのこと。
さすが先生方。
用事は全部終わったので帰っても良いよって言われたけど、せっかくだから校舎をウロウロして先生方を待つことにした。
しばらく校内を歩き回った後、ふととある部屋の電気がついていることに気がついた。
扉の隙間から部屋の中を覗いてみる。
結構気配を隠してたつもりだったんだけどな...
気づかれてたとは
バラム先生に招かれて部屋に入ると魔茶のいい匂い。
あたりにはいろんな植物と、薬品。
そして奥では水が入ったフラスコを温めてる最中。
あれもしかして、なんかの調合とかしてる途中だった!?
私がそういうと、バラム先生はちょっとびっくりしたようで、バレちゃったか...なんて言ってた。
ニコニコの笑顔でお茶を持ってきてくれたと思ったら、お盆の上にはさっきのフラスコと材料たち。
一応って保護メガネを貸してもらった。
なんか理科の実験の気分。
うん、と頷いた先生と一緒に水が沸騰するのを待つ。
その時に、この薬草はこんな効果があるとか、こういう調合の仕方があるとかいろんなことを教えてもらった。
バラム先生と過ごす時間はまったり過ぎていく感覚だった。
いつの間にか水は沸騰しかけて、蒸発して量が減っている。
その時、私はあることを思いついた。
もしかして、もしかしてだけど.......
いや、たぶんできる。イメージができるんだもん
そのあとは、バラム先生の解説祭り。
あまりの熱量に負けて全部真面目に聞いてしまった。
そして気がついた時にはもう実験は終わってた
いつのまにか時計は16時をさしていて、午前中に学校にきたはずなのに....
思ってたより熱中してた。
そんなことを話していると、部屋のドアがノックされた音がした。
お久しぶりです、作者です。
本当に更新が遅くなってしまいごめんなさい。
まだストックができていないので次の更新も遅くなると思います...。すみません。
さて、最後にあなたの下の名前ちゃんを迎えに来てくれたノックの主は誰なんでしょうか!
いつも、ハートとお気に入りありがとうございます。
いつのまにか、星が150になっていました!
ありがとうございます
これからもよろしくお願いします!




















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!