第43話

四十一話
429
2024/10/12 22:00 更新


先生たちと職員室でお話ししたあと、私たちは訓練場にやってきた。



どうやら私の力を見てくれるらしい。
(なまえ)
あなた
うーん、
魔術で先生方に見せられるもの...
イフリート・ジン・エイト
イフリート・ジン・エイト
そんなに難しく考えなくて良いよ、
あなたの下の名前ちゃんの氷がすごいのはみんな知ってるし
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
そうそう!
特訓のプランはもうなんとなく考えてるんだけどね



そういえば、前にモモノキ先生に雪を降らせられるって言ったっけ?




せっかくだからそれをお披露目しようかな




意外と天気を操る系の魔術って難しいらしいんだよね
(なまえ)
あなた
魔力を細かく細かく冷やすイメージで...

私がそんなイメージで魔力を天井付近に集めると、見事に雪雲ができた。



そして静かに雪が降ってくる。
モラクス・モモノキ
モラクス・モモノキ
前に言ってたやつですよね...すごい
他の先生方も感嘆してくれて、口々に私を褒めてくださる。





うっすらと足元に雪がつもり出してきた。
イポス・イチョウ
イポス・イチョウ
...この雪って操ったり出来ますか?
(なまえ)
あなた
...私の魔力で雲を作ってるのでできると思います


激しく降る雪をイメージして雪雲に魔力を集める。


すると、自分の体から一気に何かが吸い取られる感覚




....うわ、これ結構魔力消費激しいなぁ



思ったより魔力をガッツリ持ってかれたけど、吹雪並みの雪を降らせることに成功した。
バルス・ロビン
バルス・ロビン
おおっ〜!!

先生方がまた歓声をあげて褒めてくださる
イフリート・ジン・エイト
イフリート・ジン・エイト
おっけ〜、あなたの下の名前ちゃん!もう大丈夫!


その声かけで私は魔術をやめ、あっという間に先生方に囲まれた
ダンタリオン・ダリ
ダンタリオン・ダリ
いや〜!ほんとにすごいね、
天気の魔術って結構難しいのに
モラクス・モモノキ
モラクス・モモノキ
特訓が楽しみになりますね
(なまえ)
あなた
....ありがとうございます!
がんばります!









そんなこんなで私の実力確認は終わった。



他の魔術とかは見なくて良いのかなって思ったけど、どうやら普段の授業の様子からなんとなくは把握しているとのこと。

さすが先生方。









用事は全部終わったので帰っても良いよって言われたけど、せっかくだから校舎をウロウロして先生方を待つことにした。










しばらく校内を歩き回った後、ふととある部屋の電気がついていることに気がついた。


扉の隙間から部屋の中を覗いてみる。
(なまえ)
あなた
.......












バラム・シチロウ
バラム・シチロウ
ふふっ、気づいてるから入っておいで
(なまえ)
あなた
えっ!?
結構気配を隠してたつもりだったんだけどな...

気づかれてたとは
(なまえ)
あなた
お邪魔します...

バラム先生に招かれて部屋に入ると魔茶のいい匂い。


あたりにはいろんな植物と、薬品。

そして奥では水が入ったフラスコを温めてる最中。





あれもしかして、なんかの調合とかしてる途中だった!?


バラム・シチロウ
バラム・シチロウ
待ってて、今お茶を入れるから...
(なまえ)
あなた
ありがとうございます!
(なまえ)
あなた
もしかして、調合の途中だったりしました...?

私がそういうと、バラム先生はちょっとびっくりしたようで、バレちゃったか...なんて言ってた。




ニコニコの笑顔でお茶を持ってきてくれたと思ったら、お盆の上にはさっきのフラスコと材料たち。
バラム・シチロウ
バラム・シチロウ
良かったら見る?
(なまえ)
あなた
...!!みたいです!
一応って保護メガネを貸してもらった。

なんか理科の実験の気分。
バラム・シチロウ
バラム・シチロウ
今はね、特訓に使う用の薬を調整してるんだ
(なまえ)
あなた
アブノーマルクラスのですよね


うん、と頷いた先生と一緒に水が沸騰するのを待つ。


その時に、この薬草はこんな効果があるとか、こういう調合の仕方があるとかいろんなことを教えてもらった。


バラム先生と過ごす時間はまったり過ぎていく感覚だった。
(なまえ)
あなた
...あ、お茶美味しいです
バラム・シチロウ
バラム・シチロウ
ほんと?
よかった、おかわりもあるよ


いつの間にか水は沸騰しかけて、蒸発して量が減っている。






その時、私はあることを思いついた。



もしかして、もしかしてだけど.......


いや、たぶんできる。イメージができるんだもん
バラム・シチロウ
バラム・シチロウ
...あなたの下の名前さん?
嬉しそうだけど、何かあった?
(なまえ)
あなた
いや、
ちょっと良いこと思いついちゃって....
(なまえ)
あなた
特訓、頑張れそうです!
バラム・シチロウ
バラム・シチロウ
...?なら良かった
(なまえ)
あなた
あ、水沸騰してますよ!!








そのあとは、バラム先生の解説祭り。


あまりの熱量に負けて全部真面目に聞いてしまった。


そして気がついた時にはもう実験は終わってた
バラム・シチロウ
バラム・シチロウ
あ、もうこんな時間だ。
そろそろ他の先生たちも帰り出すと思う
(なまえ)
あなた
わあ、もうこんな時間。
全然気が付かなかった...
いつのまにか時計は16時をさしていて、午前中に学校にきたはずなのに....


思ってたより熱中してた。






そんなことを話していると、部屋のドアがノックされた音がした。







お久しぶりです、作者です。
本当に更新が遅くなってしまいごめんなさい。
まだストックができていないので次の更新も遅くなると思います...。すみません。

さて、最後にあなたの下の名前ちゃんを迎えに来てくれたノックの主は誰なんでしょうか!

いつも、ハートとお気に入りありがとうございます。
いつのまにか、星が150になっていました!
ありがとうございます
これからもよろしくお願いします!

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