あれから、イルミさんが全部やってくれたお陰で
難なくクリアしていった。
あと1つで終わりっぽい。
右手で顔を覆い
指の隙間から片目だけ覗かせた
※海藤くんとは
重度の中二病で自分を闇の組織と戦う戦士だと思い込んでいる楠雄のクラスメイト。
横を見ると
イルミさんは1歩も動かない
私やりたくないからね?
どかっ!
私は自分が危険を察知すると
このよく分からないバリアが発動してしまうのだ
バババッ
全部当たるが弾かれる
力を使う
囚人の体を浮かせる
少しだけ付き合ってやるか
そうしたら あ!あなたの下の名前が浮かせてるんじゃなくて
こいつの見えない翼で浮いてるんだ〜ってなるだろう
※なるわけがない
そのまま上に持ち上げ地面に落とす
ゴゴゴゴゴゴ
まーたキルキル病出てきたよ
……どうやら他の受験者が来るまで
こいつらといないと行けないらしい
シュッ
ギタラクルが私に向けて針を投げた
キンッ
私の無意識に作り出してしまうバリアが
ギタラクルの針を弾き飛ばした
言い逃れできない。
どうする。あなたの下の名前













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!