第52話

✦︰52
215
2026/03/04 12:14 更新







 ドシャぁっと大きな音を立てて
 俺たちの組のリレーの走者が思いっきし地面に転んだ。
 
放送部員
 おっと!?ここで走者が転んでしました…!! 
生徒
 いったぁ… 
生徒
 大丈夫!? 
 幸い、本人が擦り傷ができたほどの軽い傷だったが
 俺らのクラスはそのこともあり最下位になった。
rd
 これ優勝行けるかぁ…? 





生徒
 坪田ー!!!!! 
gt
 おうよ 

放送部員
 おぉっと!?ここで坪田選手が一気に追い上げに来ているー!? 
rd
 (うわ、ぐちつぼかっこよ…!!) 

 前の走者からバトンパスを完璧に行った後、
 全速力で追いつこうとしているぐちつぼ。
 
 いつもは人の短所イジったりしている彼が、
 今はクラスのために頑張っている。
 これ多分ギャップで倒れる女子いるだろマジで。
 最後のカーブの所で頑張ってくれたおかげか、
 相手のチームとの距離が少ない。


 隣を1人、2人、…と過ぎ去っていくのがみえる。


 俺は誰かのために動ける人間じゃない。
 毎日楽しかったらまぁいいかぐらいの感じだし
 
 けど、今だけは違う。

gt
 楽那サン 
gt
 後は任せましたからね 

rd
 任せとけ__ 
rd
 この楽那さんに!! 

 




 流れを受け継ぐようにバトンをもらった。
 今は前の奴を抜かすことを最優先にして、 
 その他のやつには眼中もくれないようにした。

 

pn
 __あ! 
pn
 らっだぁ一人抜かした…!! 
姫山
 まってこれ早くない!? 
ほのか
 やば…!! 



 1人…そして2人目を抜かした。
 結構本気で走ってるつもりだけどトップの奴には
 追いつけもしない。
 ………そういやトップのヤツ、陸上部だったな
 だからあんなに早く走れんのか 





 終わるのは一瞬で、最後の直線に差しかかっていた。

 ……うーん、無理じゃねこれ
 俺はもう疲れてるし、
 相手はラストスパートかけるっしょ?
 
 ”1位になる”って決めたのになー、…
 あなたの下の名前さんに良い所見せるって決めてたのに
 



 そう思っていた瞬間、誰かが大きい声で
あなた
 がんばれーっ!! 
あなた
 青山さん頑張ってー!! 

 そうやって言ってくれたんだよね

rd
 蒼、さん… 


pn
 おいらっだぁー!!!! 
pn
 お前良い所見せるんだろー!!! 
ほのか
 がんばれ~!! 

rd
 ぺんちゃん、ほのか… 

姫山
 がんばれ~~~!!!!! 
gt
 ちょっと遅くないスカ~??? 
gt
 もーちょい行けるだろお前なら!! 
rd
 ぐちつぼにえも… 


 たくさんの人に支えられてきた毎日は
 俺にとってかけがえのないものだった。
 今も、そして明日もその先も
 何より、”君”が見てくれているから。
 君が応援してくれてるから____






 自然と足が前に進む。
 さっきまでの疲れはどこいった???ってぐらいに
 疲れが無くなって。
放送部員
 おおっとここで!! 
放送部員
 優勝は絶望的かと思われていたチームのアンカー、 
放送部員
 青山選手が全速力で追いついています!! 
放送部員
 しかも本人笑ってます!!! 


rd
 (もらった…!!!) 

 陸上部を横目に見ながら全速力で走り去っていく。
 最後の直線は、ラストスパートかけられたら
 キツイけど、生憎相手が疲れていたので
 そこは心配せずに走れた。




放送部員
 ゴール!!! 
放送部員
 青山選手がゴールしました!!! 


 赤い綺麗なゴールテープを切って、周りを見渡した。
 あの時あそこでバテていれば今頃こんな事には
 なってなかったはずだ。



 ぱっとあなたの下の名前さん達の方を振り向く。
 不思議とあなたの下の名前さんと目が合った。
rd
 (ピース 

 俺は自然と満面の笑みを零しながらピースをした。




 こんにちは紗蘭瀬です🙌
 やっと、やっと体育祭が終わって次の編にいけますね!!
 リアルでは忙しすぎてくたばってます😭😭
 最後のrdさんの笑顔、想像しただけで良いんですよね…
 時間があったらイラスト書こうかなと、思ってます😌

アンケート

いちばん好きなイベントは?
クリスマス
55%
ハロウィン
8%
夏休みっしょ
18%
お年玉もらえる日っすね
20%
投票数: 91票

 💗と✴️、💬よろしくお願いします!! 

プリ小説オーディオドラマ