これでよしっと、、
全員分のボトルをまとめ、私はみんながいる玄関の方へ向かった
犬「あ!あなたさんいた!!!」
笑顔でぴょんぴょんと跳ねる犬岡くんを見て頬が緩む
黒「ったく、どこ行ってたんだよ探したんだぞ」
『あーごめん、外でボトル洗ってたの。そしたら考支くんが手伝ってくれたの!!』
黒夜「「コーシクン???」」
菅「おう!1人じゃ大変そうだったから俺が手伝った!!」
声をした方へ振り向くと
考支くんと貼り付けた笑みを浮かべる烏野の主将さんがいた
ゴーーーン
試合開始のゴングと共に両チームの主将が握手を交わし始めた、、んだけど…
澤「次は負けません^^」
黒「次も負けません^^」
2人の貼り付けたような笑みとギチギチと音がなりそうなくらい強い握手に思わず身震いした
菅夜「「怖!!怖いって!!!」」
ほらママたちも怖がってるし!!
『ほ、ほらテツ、、!新幹線の時間もやばいからそろそろ離さないと……』
テツのジャージの裾をツンツンと引っ張ってみる
黒「あーー、それとさ」
グイッ
突然腕を掴まれ気づいたらテツのジャージの中で
黒「コイツは俺らの大事なマネージャーなんでね、そこんとこよろしくね副主将サン?連絡は俺から主将サンにするということデーー」
熱を持っていない言葉が頭上から聞こえてきた
黒「んじゃあ、今日はここd」
菅「それは黒尾が決めることじゃないよね?大事大事って、あなたちゃんの意思もちゃんと聞いてあげるべきだと思うけど、」
考支くんはそう言って私のとこへ歩いてきて
菅「あなたちゃんは俺と連絡先交換すること、嫌だった?、」
そう聞かれた
『嫌、、じゃないし考支くんが周りのことちゃんと見て行動する優しい人ってことはわかってるよ、、けど…テツとかに心配かける方がもっと嫌、かな』
菅「……ん、そっか。じゃこれからもよろしくな」
やっぱりニカっと爽やかに笑って私の頭を撫でた
この人やっぱ距離感おかしい、、!
恥ずかしくなってテツのジャージに顔を埋めた
黒「あーー、その辺にしてもらって」
あ、怒ってる声だ、、、
黒「ハー、おいお前らそろそろバス乗れよーー」
ムスっとしたテツの一声で号泣する山本も含め
烏野とお別れし、ゾロゾロとバスへ向かった
私も慌ててテツの背中を追うが、
あまりにもズンズンと進んでしまうので一向に追いつかない
……この足長パニーニめ!!!!
『ちょ、、待てこのクソパニーニ!!』
思いっきりテツの背中を引っ叩いた
黒「いっでええええ!!なにすんだよ!!」
『なんでさっきからそんな怒ってんの!』
黒「怒ってねえっつーの、あんだけ試合してこっちは疲れてんだよ」
そう言い残してまたスタスタと歩いて行ってしまう
なんなのもう、、
私はまたテツの背中をバチーンと叩いてバスは走った
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こんばんは作者です!!
お久しぶりです😭😭😭😭😭
長い間お休みしててほんっっとうにすみませんでした( ; ; )
テストも終わりだいぶ落ち着いたので、また私のペースでゆっくり書いていこうと思ってます!
小説開いたらいいね数が100超えててめちゃくちゃびっくりしました笑
お気に入り登録も外さずいてくれたみなさんほんとにありがとうございます🥺💧
これからも頑張りますので応援よろしくお願いします🤲
ps.この前宣伝した通り、新しい小説を書こうと思ってるのでよかったら覗いていってくださいね~
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!