第2話

第2話「第1訓練『対人戦』」
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2026/04/13 00:51 更新

























広大な訓練場。

乾いた土の匂いと、張り詰めた空気。

Aクラスの生徒達はそれぞれ無言で立っていた。












やがて___












メーテル
……待たせたな





メーテルが現れる。
メーテル
今日の訓練は単純だ。












その一言で、全員の視線が集まる。










メーテル
2人1組の対人戦。武器はあそこから選べ。











指差した先には、無数の木製武器。










剣、槍、斧、鎖、棍、レイピア___。
どれも訓練用とは思えないほど精巧だ。














メーテル
氣の使用も許可する。……ただし、殺すなよ












軽く言った言葉が、やけに重い。












メーテル
ペアはこっちで決める。














① レイ(双剣) × ルナ(細剣)

② ゼノン(大剣・旋) × ミカ(槍)

③ アイリス(鎖鎌) × ジール(バトルアックス)

④ サクラ(レイピア・檻) ×ノア (鞭)

⑤ アレフレッド(片手剣) × カレン(短槍)

⑥ ヴィオラ(ラブリュス・喰) × カイ(大盾+短剣)

⑦ エレナ(双短剣・操) × ヴィンセント(ハルバード)

⑧ アモン(棍棒) × バルト(長剣)

⑨ クレア(三節棍) × ミラ(剣)

⑩ ライガ(槍) × ハク(大盾+剣)

⑪ シオル(ナイフ二刀) × ルーダ(大剣)

⑫ シェリー(レイピア)×テオ(大剣)

⑬ サク(弓・鏡) × ジーズ(槍)

⑭ ユフィ(短剣) × ネフェルテ(杖)







































メーテル
始め













その一言で、空気が爆ぜた。













最初に動いたのは___ゼノン。




ゼノン・ガルドス
行くぞ




踏み込みと同時に、大剣が唸る







重い。速い。












ミカは即座に距離を取るが……







ミカ・フローレンス
っ……!











槍で受けた瞬間、衝撃が倍化する、











ミカ・フローレンス
これが……!









一撃ごとに圧が増す。

純粋な暴力。





一方____
サクラ・フブキ
遅い










サクラのレイピアが、ノアの肩をかすめる。








その瞬間、
ノア・クロックワーク
っ…動けないっ!























ノアの動きが止まる。





サクラ・フブキ
チェックメイト、ね





だが___
ノア・クロックワーク
甘いわ
鞭がしなる。


拘束されながらも最小限の動きで反撃。



完全支配ではない。
それでも、"止める"力は脅威だった。











エレナ・タイガー
にひひっ、楽しいねっ!
エレナが笑う。








次の瞬間、ヴィンセントの動きが一瞬乱れる。
ヴィンセント・ナイトレイド
……なっ






















エレナ・タイガー
今、私のリズムに乗ってるよ?












無理やりではない。


"ズレ"を作る支配。






それだけで戦況は崩れる。














カイ・クリアウォーク
来ないのか?











カイは構える。








ヴィオラは動かない。



静かに1歩。それだけで、空気が変わる。
カイ・クリアウォーク
っ……!
本能が警告する。
カイ・クリアウォーク
(圧で押しつぶされそうだ……!)













振り下ろされるラブリュス。





カイは盾で受ける。










ドンッ
カイ・クリアウォーク
がっ……!













ただの一撃。
なのに"何か"を削られる感覚。





喰。
カイ・クリアウォーク
怖ぇな……お前













ヴィオラ・ルナティック
そう……そっか












ヴィオラは小さく呟いた。

























サクの矢が放たれる。


それを___








キィンッ!





ジーズの槍が弾く。



だがその瞬間。










弾いたはずの矢が、軌道を変え___
ジーズ・ブレイクレイ
なにっ!?











背後から迫る。













サク・ヒノカグラ
防ぐだけじゃないんだぜ。
サク・ヒノカグラ
返すんだ
























あちこちで、衝突、駆け引き、読み合い。
だが共通していたのは___。


















全員、強い。











未熟なはずの1年。
それなのに。















完成度が高すぎる。













メーテルは、腕を組み、静かに見ていた。













メーテル
(なんだ……このクラスは…)












一部だけじゃない。











ゼノン、サクラ、エレナ、サク、ヴィオラは確かに突出している。













だが___



















メーテル
(全員が異常だ。)












基礎が高い。
判断が速い。
そして、全く躊躇がない。













メーテル
(まるで……)













戦うために集められたような。

















メーテルの口元が僅かに歪む。














メーテル
……面白ぇ














初めてだった。
















このAクラスに、




教師としてではなく___















興味を持ったのは。









































第2話「第1訓練『対人戦』」 ___終___

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