皆とお昼を食べた時からだいぶ時がたった
あの日以降多軌透や夏目貴志達と一緒にいることが増えた
休み時間お昼休み放課後そして休みの日
互いに暇さえあれば話したり出かけたりした
中でも多軌透とは他よりも親しくなった
同性というのもあるのだろうか?
とても話しやすく穏やかになる
だからこそなのだろうか?
家に帰るのが怖くなった
今まではなんとも思わずただ家に帰らなければいけないと思うだけだった
今では怖い
こんなことを思うのは久々だった
私が怖がったのを感じたのか
と誘ってくれるのだがあとが怖い為毎回断ってしまう
断ると悲しそうな顔をさせてしまう
それが嫌だった
だからこそ距離を置こうとしたがそうはさせてくれない
そして私も変わりたいと思ったからか距離を置こうと思っても簡単には出来なくなっていった………………
季節は冬になる
山には雪が積もり綺麗な雪景色
私は夏よりも冬の方が好き
そうお誘いが来た為土曜日の今日は多軌透の家に遊びに行くことになった
多軌透の家の近くで待ち合わせしようと言ったのだが家まで迎えに行くと言ったので代わりに狐桜を迎えに行かせる
もうそろそろ中間ぐらいに差し掛かった頃だろうと思い忘れ物がないか確認する
ガラガラッ
扉の開く音が聞こえた
さすがに来るには早すぎる
不思議に思い部屋を出る
部屋の前にいたのはお酒を飲んだのか真っ赤になり手にはバットとハサミを持ったおじさんの姿だった
咄嗟におじさんと距離を取る
それを不快に思ったのかハサミを投げバットを持ち上げた
怒鳴りながらバットを振り下ろし私を殴る
頭や腕.足至る所にバットで殴られる
そしてバットを投げおじさんの手にはハサミがあった
ハサミで私の首を刺そうとする
それを避けたが首を少しかすり首から血が出ていた
おじさんが近づいてくるそれを後退り窓の傍に来た
ここで1つ後悔した
さっきまで外の空気を入れていたため少し窓が開いていた事に気づいてしまった
おじさんの腕が私の首を絞める
おじさんの手を話そうと手で振りほどこうとする
だがお酒の力も入っているのか力が強い
もう息が続かない……………………
もう思った時おじさんの力が一瞬弱まった
その時に力を振り絞り振りほどく
やっと息が出来た
そう思った瞬間押された
窓はその衝撃からか完全に開き
私は
窓から落下していく
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。