第3話

第3話 白い秘密
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2024/07/27 19:34 更新
長期任務、2ヶ月経過。
ロー
…はぁ。
俺は1人で包帯をとりかえながら、深いため息をついた。
俺には、全身に白い痣がある。髪の毛も、一部白い。
これは、とある病気の後遺症だ。
体にこびりついたこの痣が、あの日々の記憶を思い出させる。
俺は昔、珀鉛病という病気だった。

そのせいで迫害された。
病気ならもう治ったが。
…病気は完治したのにも関わらず、俺の体には未だに白い痣がある。髪もそうだ。
これが何を意味するのか、わかるだろうか。
白い痣が消えなかったため、迫害は今日まで続き、今も俺の心を蝕み、呪い続けているのだ。
ごくたまに、発作に襲われることもある。
珀鉛病は、今も俺を縛り続けているのだ。
せっかくコラさんが、命をかけて俺にオペオペの実を食べさせてくれたのに。
…俺は珀鉛病だったということがバレないよう、全身に包帯を巻き、白い痣を隠している、というわけだ。
髪の毛は帽子で隠している。
俺は一生こうして生きていくのだろうか。
あぁ、いや、もうやめよう。

考えたところで、結局真実は変わらない。

自分で自分を診ることができたなら、なんとかなるのかもしれないが。

…もうそれさえも、怖い。

どうしようもない。
長期任務、最後の日。
俺はこの組織を、殲滅しなければいけない。
モブA
うわぁ!!お前、何を…
モブC
やめろォ!ぎゃああ!!
うるさいなぁ。
そんなことを思いながらも、俺はただただ敵を斬る。
ロー
…お前で最後か
モブB
ヒィィ!!やめてくれぇ!!何でもするから!
その時、背後から__
モブC
死ねェーーーーー!!
なんだ、まだ生きてたのか。
ロー
…あ…
男の持ったナイフが、俺の腕をかすった。
…パサッ
切られた包帯が、地面に落ちる。
クソッ!見られたッ!

例え今から死ぬ相手だろうと、見せたくなかったのに!!
俺の腕にある、白い痣が露わになる。
ロー
っ!!
殺す!コイツら必ず殺す!!
モブC
何だお前!?白い痣…?…お前まさか!!
モブB
うわぁぁぁ!気味が悪ぃ!!
モブC
こっちに来るn…
モブB
ぎゃぁぁぁ!!
ロー
っハァ、ハァ…!
…帰る、か。
俺はビブルカードを辿りながら心を整理する。

辛くない、辛くなんてない…
もう、これ以上この世界に期待しては、心が壊れてしまう。

でも。

それでも。

俺のことを、正面から受け止めてくれる人はいないのだろうか?
???
「お前が生きていい場所なんて無い」
ロー
っ!!
俺は後ろを振り向いたが、誰もいない。
幻聴か…?
???
「お前らなんて生まれてこなければよかったのに」
俺は耳を塞ぐ。

それでも謎の声は消えない。
???
「バケモノのくせに」
???
「お前が生きていい場所なんてどこにもない」
???
「気持ち悪いモンスターめ」
ロー
…うるさい…うるさいッ…!
俺は逃げるように走り出した。
ひよこ
ひよこ
今回の小説は、「ローが珀鉛病の後遺症に苦しんでいる世界線」です!こういうの好きな人は見てください!(好きな人いるかな)
世姫
世姫
悪趣味だな君は
ひよこ
ひよこ
はいそれは十分自覚しております
ひよこ
ひよこ
ちなみになんでこんな変な時間に投稿したかというと、今釣りに行ってましてぇ、早朝から釣るんでこんな時間にだしましたぁ!
世姫
世姫
書きだめしてたからね!
ひよこ
ひよこ
コメントとかもウェルカムなんでどんどんコメントしてくださいめっちゃ喜びます
ひよこ
ひよこ
ではまたー!
世姫
世姫
じゃーねー!

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