第4話

昔話。
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2024/02/13 14:40
(なまえ)
あなた
転孤にぃ!
志村転孤
!走ったら転ぶから気をつけてね!
(なまえ)
あなた
うん! ウォッ
ドテッ
志村転孤
あなたの下の名前!!
志村転孤
大丈夫?
(なまえ)
あなた
うん!だいじょうぶ!
志村転孤
嘘つけ!めっちゃ血出てるよ?痛そう、
(なまえ)
あなた
えへへ
(なまえ)
あなた
転孤にぃはやさしいね!
志村転孤
お母さんよんでくる!
お母さん
あなたの下の名前!また転んだの?
お母さん
ドジっ子だねぇ笑
(なまえ)
あなた
えへへ
(なまえ)
あなた
転孤にぃね!ヒーローみたいだったの!
お兄ちゃんとお母さんは大好きだった。でもお父さんは嫌いだった。
お父さん
ヒーローの話をするなと何度言ったら分かるんだ!?
(なまえ)
あなた
イタッごめんなさい!!!ごめん、なさい!
お父さん
うるさい!
(なまえ)
あなた
でも!転孤にぃはヒーローみたいでかっこいいんだよ!
(なまえ)
あなた
なんでヒーローになっちゃダメなの!こせいとかかんけいないじゃん!
お父さん
うるさい!
(なまえ)
あなた
イッ
お母さん
あなたの下の名前!この子沢山しゃべったりできるけどまだ2歳ですよ!?
お父さん
ごめんなさいと自分から言うまでか入れるなよ。
志村転孤
あなたの下の名前ッ
お父さんはヒーローが好きでヒーローに憧れている私たちをよくそんなふうに怒ってた。
(なまえ)
あなた
だいじょうぶ。転孤にぃはヒーローになれるよ。
そんな日々が続くと思ってた。
しかしそんな日々は続かなかった。
転孤にぃは何故か怒られて殴られそうになっていた。


志村華
 
華ねぇは泣いてるし
おじいちゃん
 
お母さん
 
おばあちゃん
 
みんなも止めようとしてても言葉だけ
(なまえ)
あなた
(転孤にぃ殴られちゃう!!)
(なまえ)
あなた
お父さんダメ!
バチンッ
(なまえ)
あなた
ィ"ッ
勢いよく間に入ったせいで吹っ飛んだ。
2歳のため小柄だったので思ったより吹っ飛んだ。
少し頭を怪我して切ってしまった。
志村転孤
!!あなたの下の名前!!
お父さん
!!すまん。やり過ぎた。
お母さん
あなたの下の名前ッ!!
志村転孤
あなたの名前の最初の文字 とむら→と、あなたの下の名前血、血出てる!
(なまえ)
あなた
だいじょうぶ?転孤にぃ
志村転孤
大丈夫。でもあなたの下の名前が。
(なまえ)
あなた
わたしはだいじょうぶ
そして私は手当て。転孤は外にいた。
(なまえ)
あなた
イテテ…
お母さん
あなたの下の名前は2歳なのにお兄ちゃん守ったりお喋りしたり凄いねぇ
キャァァァァァ
お母さん
!?華の声?
お母さん
少し見てくるね!
(なまえ)
あなた
もどってこないな
(なまえ)
あなた
みてこよ!
(なまえ)
あなた
転孤にぃ、?
そこにはぐちゃぐちゃになったみんながいた。
(なまえ)
あなた
転孤にぃ、大丈夫。おちついてだいじょうぶだよ。
(なまえ)
あなた
きっとこせいだよ!
(なまえ)
あなた
転孤にぃはわるくない!
志村転孤
あ…あ
志村転孤
ごめんなさい、
志村転孤
おとう、さん。
(なまえ)
あなた
おとう、さん。
(なまえ)
あなた
まって!転孤にぃはなにもわるくない!
(なまえ)
あなた
!!だめ!
お父さん
 
(なまえ)
あなた
おとうさん止まって!!
(なまえ)
あなた
だめー!!!!
志村転孤
お父さん、
ガンッそんな音が響いた。
(なまえ)
あなた
ヴァッ
志村転孤
あなたの名前の最初の文字 とむら→と、あなたの下の名前?あ、…ああ…
打ち所が悪くてあなたの下の名前は血を流しながら倒れた。
そして転孤は
明確な殺意を持ってお父さんに触れた。
志村転孤
死ねぇぇぇぇ!!
途方もない快感が転孤の全身を貫いた。

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