※行間だけ結構空けてます
あれ、いつの間にかソファで寝てたかな...?
「ぁ、起きた」
どこからか振ってくるせらの声
「おぁよぉ∼」
「うん、おはよ」
どうやら台所にいたようで、コーヒー片手にソファに座る。
起きてすぐ、せらを見れたの、幸せだなぁ。
そうやって頬を緩ませると、せらが首を傾げる
「?、なんかいいことあった?」
「せらと会えた」
「んふ、俺もあなたと会えた」
そんなこと言われたら、嬉しくてしょうがないじゃん‼。
ぁ、そだ、今日はせらも休みだ‼
てことは、一緒に居れる!?
「あ、髪とかそうか?」
「!、お願い!」
ふと手元を見ると、掛け布団代わりにせらの上着がかけてあった
色々終わった後に、寝落ちちゃったのかな~?
それにしてもあったかい。
けど、大きいな~。
流石に身長161㎝には身長186cmの上着はまだ大きい。
「櫛、持ってきたよ」
「あぃがとぉ∼」
せらにいつも髪を解かすの、頼んでるせいなのか
せら、だんだんと上手になってく...。
嬉しいけど、なんか複雑かも...?
「んへへ(にこ。せらの手、あったかいね~」
「そ?ならよかった」
せら、手は大きくてごついけど
優しくてあったかいよな。
ヴァイオリン弾いてるからかな...?
でも、寄宿学校に居たときははすごく冷たかったなぁ...、懐かし。
「あなたの髪。髪質いいよね」
「そ∼?でも、せらもいいじゃん(?)」
「w、そりゃ~ね(けら」
「(うとうと... 」
「ねむい、?」
「うんん、せらが髪とかすの上手すぎて()」
ほんとに上手。
「はい 、 終わり ‼ 」
あ、終わった。
気持ちよかったなぁ。
「こっち、向いて?」
「うん?」
珍しい、せらからのお願い。
くるっ
ぎゅ ∼
「わ、// 」
「あなたの充電。」
急なハグ。吃驚した...
でも、私もハグしたかったから
別に咎めるつもりはない。
...セラに包まれてる。ってか、体大きいなせら※186cm。
「幸せ~」
「私も~」
幸せな日曜だった(にこ
End ∼ °˖✧◝
多少の内容は変えたけど、ほぼ同じだったかな、?
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。