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第1話

プロローグ
51
2025/09/28 13:00 更新
ある、大きな屋敷の近く。
へんぴなアパート
そこに少女は住んでいた

少女は今年で高校生
おろしたての制服に腕を通す

あの事件は、犯人は報道されず
事件の内容だけが報道されることになった
彼女がその事件の関係者であることは
警察の、一部の人間しか知らない
さあ、学校へ行く準備はできた
(なまえ)
あなた
行ってきます!お母さん
そう言ってアパートを後にした彼女の部屋には
綺麗に管理され
今朝の朝食が供えられた
優しそうな
笑っている母親の仏壇と

物置同然となっている場所に
埋もれている
ほこりまみれの
弾痕のようなものが残った
張り付いた嘘の笑顔の男の仏壇

正反対の環境に置かれていた
そんな、闇の見える少女
この話の主人公は
そんな、可哀そうな
彼女である

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