第30話

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2025/12/13 09:47 更新
あなた
…何それ、
あなた
じゃあ、ずっと、
あなた
勘違いしてたの…?
淀川真澄
勘違いしたんじゃない。俺が勘違いさせたんだ。
あなた
…何でわざわざ嘘ついたりなんかしたの?
淀川真澄
どーせお前のことだ
淀川真澄
どれだけ説明してもずっといたいって駄々こねるだろ
あなた
…確かにそうだけど、
あなた
あんな嘘のつき方ないじゃん
淀川真澄
…ああでも言わねぇと納得しないだろ
あなた
納得って、
あなた
…無理やりそっちが追い出したも同然じゃん
あなた
本当、やり方が不器用すぎるよ…笑


今にも涙が溢れそうな顔を見せないように、視線をずーっと下に向ける。

淀川真澄
…悪かった。
あなた


そう、私の頭を撫でて言う貴方。


夢の中とは違う、本当の真澄さんの暖かさが伝わってきて、我慢していた涙が溢れ出てしまった。
あなた
…そんなのってないよ、泣


涙で色が濃くなっていく、地面のコンクリート。

震える声。



何度も貴方を思いながら眠りについて

夢の中で貴方と会う。


夢の中の貴方はとても優しいけれど





本物の優しさには勝てない。



いつでも、どこでも、どんな時でも

貴方はずーっと、私の貴方の中にいて。





忘れたことなんて、一度もない。


忘れようとしても、どう頑張っても忘れられない。


あなた
…ねえ、真澄さん
淀川真澄
あなた
お願いがあるんだけど_



2日もサボってごめんなさい!!


そして次回最終話です!!

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