第13話

第十一話
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2025/12/10 22:00 更新
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
ベア画中〜
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
アイコンコロコロ変わるけど私やからフォロー外さんといて!!!
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
てゆうかこの小説読んでる人みんなフォローして!
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
お願いします!本当に!!!
ネコおじside
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
はい、もしもし
赤園  大努   (ドズル)
赤園 大努 (ドズル)
『あっ、ネコおじ!今時間大丈夫?』
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
まぁ、あんまり長話はできない。ごめん
伊街  誠   (ぼんじゅうる)
伊街 誠 (ぼんじゅうる)
『全然大丈夫!むしろこっちがごめんネ』
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
あっ、ぼんさんもいたんですね
清真  雪   (おらふくん)
清真 雪 (おらふくん)
『僕もいるよー!』
大原  芽奈   (おおはらMEN)
大原 芽奈 (おおはらMEN)
『いちおーオレも』
電話をかけてきたのはドズルさん。

けど、みんないるっぽい。
まぁ、おんりーチャンはいないけど……

猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
で、どうかしました?
あちらからかけてきたから、用件を問うが俺の方が質問したい。


ぶっちゃけ、この人達は要注意だ。

おんりーチャンが倒れていた屋上に入ることが出来た人達だからだ。
清真  雪   (おらふくん)
清真 雪 (おらふくん)
『今日救急車で誰か運ばれてるとこ見たんやけどあれ誰?』


………。




え?なんで知ってんの?

授業中だったし、外には誰もいなかった。

ほかの先生も口外する人はいない……と思う。



まぁ、運ばれたのがおんりーチャンだとバレていないなら好都合。

シラを切ってやる
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
ごめんね〜?そーゆー事は言っちゃダメなんだ
清真  雪   (おらふくん)
清真 雪 (おらふくん)
『じゃあ、仕方ないかぁ〜』



あれ?諦めはやっ!物分り良すぎでしょ!


あまりにもアッサリとした返答に肩透かしを食らう。

まぁ、そんなもんか?
大原  芽奈   (おおはらMEN)
大原 芽奈 (おおはらMEN)
『なら、屋上閉まってんのはなんで?』


それも知っとんかいっ!


猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
あ〜、えっと、ちょ、調査のため……かな!

なんか、勢いで押し切ったかん半端ないけど、大丈夫か?

まぁ、ギリ嘘はついてないし……ね!うん!

伊街  誠   (ぼんじゅうる)
伊街 誠 (ぼんじゅうる)
『じゃあ、おんりーが五時間目教室にいなかったのは?』
コイツらに知らんことは無いんか!
恐ろしい子達やでホンマにぃ……
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
た、体調不良で早退したんだ。心配だよね
うん、嘘は言ってない! 



みんなには申し訳ないけど、この辺りで切りたいかな。

おらふくんが質問してきた最初に、ガタッ。って病室から聞こえてきたから、多分おんりーチャンに筒抜けだわ。

どーしよ。おんりーチャンの記憶が無くなった原因がこの人達にあるかもしれないのに…



赤園  大努   (ドズル)
赤園 大努 (ドズル)
『じゃあ、最後の質問。ねこおじはおんりーのことどう思ってる?』


いっきなりぶっ込んで来やがった!!

あ〜、もう。はい!この人達は多分黒!
じゃなきゃこんな質問してこーへんやろぉ……?


まぁでも、俺の心は変わんねぇ。




猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
カワイイ生徒だよ。
彼の家庭環境がどうであれ、彼が周りの期待に応えようと努力してきた事実は変わらない。


「まぁ、俺への塩対応もうちょっとどうにかしてくんない?とは思うけどね」

そう笑いながら告げると、電話越しでもわかるくらいにあちらの空気がピリピリする。

赤園  大努   (ドズル)
赤園 大努 (ドズル)
『そうですか。
お忙しい中ありがとうございました。
ではまた、学校で。』
ブツッ、っと音を立てて切れる電話。

思わず溜息が漏れそうになるが、おんりーチャンも聞いてるところでは大人の威厳を保ちたい。その一心でなんとか堪える。




さぁ、電話も切れた事だし、おんりーチャンに癒されたいっ!!!

そう思ってドアをノックするも返事がない。


また倒れてるかもしれない。

そう思いドアを開けると、布団の塊が小刻みに揺れている。
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
お、おんりーチャン……?
恐る恐る呼びかけるとビクッとする布団。

鼻をすする音と引きつった呼吸が聴こえて押し黙る。






彼は、まだ高校生なのだ。

その事実にフッと気づく。



親が政治家だろうが、成績学年一位だろうが、生徒会書記だろうが、知ったことか。

彼はまだ高校生なのだ。


猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
大丈夫だよ
ベッドの足元にある椅子に腰掛ける。

彼が隠したがっている雫を見ないようにドアの方を向く。
今はまだ布団の中だから見えないけど、熱くて出てきた時にうっかり見えてしまったら可哀想だ。
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
俺はおんりーチャンの味方だよ
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
っ!
その言葉をキッカケにおんりーチャンから、堪えきれない嗚咽とともに懺悔のような言葉が溢れ出す
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
ヒック、怖いよ…
四時間目以降の記憶がないんだ……!
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
うん
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
なにか、大事なことを、忘れてる気がする、
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
うんうん
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
おれ、みんなに酷いこと言ったのかもしれない……!
嫌われちゃったらどうしよう
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
そっか
嗚咽混じりの声にこっちも胸が苦しくなる。

この子か楽になれる方法は無いのかな……?
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
おれ、頑張ってるんだよ!
寝る間も惜しんで勉強してるの!
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
うん、おんりーチャンは頑張ってる
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
母さんが死んだ時、俺だって悲しかった!
お兄ちゃんもおかしくなっちゃったし
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
そうだよね、辛かったよね





如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
なんでおればっか………!










その一言はあまりにも重すぎた。



俺より半分しか生きてない彼は、俺の数倍苦労してきたんだろう。

何時でも完璧を求められ、その為に努力しても、周りは「当たり前」で済ましてくる。

彼は、いつから自分を殺したんだろうか。


嫌なことも笑顔で取り組んで、頑張りは決して見せずに。

彼に心休まる瞬間はあったのだろうか。














如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
…もう、いやだ………。




布団から出てきて自らを抱きしめながらそう零した彼は、あまりにも辛そうで、苦しそうで、このまま消えてしまいそうだった

目を伏せたままその身を震わせる彼は幼い頃からそうやって苦しいことから身を護っていたのだろう。
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
もう、頑張らなくてもいいよ。
おんりーチャンは十分頑張った!
もう、休もう……?
視界がぼやけながらも細い体を抱きしめて語りかける。

『もう、いいんだよ』

届いたかは分からないが、おんりーチャンは大声を上げて腕の中で泣き出した。

いっぱい泣いた。俺も泣いた。











泣き疲れたのか「くぅ、くぅ」とカワイイ寝息を立てて寝てしまった。

その目元は赤くなり、白い肌には黒い隈が出来ていた。


もうすっかり夜が更けた空を見て『もう、この子に苦しいことが何にも起こりませんように』と、月や星々に、強く。強く願った。
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
お久しぶりです!六琴です!
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
めっちゃ期間空いたのに短くてごめんなさい
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
今回……というかこのお話のねこおじめっちゃ優しくない?!
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
書いてるこっちももらい泣きしかけたよっ!
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
まぁ、泣かないんですけどね
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
ということで今回は胸がキュッとなるようなお話  (になるように頑張ったけど無理)でした。
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
記憶を無くした喪失感と電話越しで分かってしまった敵意に、思わず涙と弱音が零れてしまったおんりーさん。
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
認められない努力に気づいて『休もう?』と語りかけてくれるねこおじさん。
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
亀裂が入ったままのドズル社メンバー。
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
さぁ、ここからどうなるのでしょうか
 



六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
次回もお楽しみに!
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
ばいばーい!

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