第3話

屋上でたべましょ‼︎
3
2026/02/12 09:12 更新
先輩が俺の教室まで迎えにきてくれてた。嬉しい、ものすごく嬉しい。
目があった俺は、速ざに、
「先輩‼︎」
隣にいた冬夜が驚いた顔して俺を見てた。
「え、お、お前、な、なんで」
驚いて慌ててた。俺は、それを気にせずに先輩のところに行った。
「屋上で食べましょ!」
先輩に提案した。
先輩は、ニコリと笑って一緒に屋上まで行って、お昼を食べながら昨日の続きの話をした。
お互い、授業の準備があるからと話を終わらした。もっともっと昼休みが長ければ…
教室に戻って次の授業の準備が終わって席に着くと。
「なぁーなぁー、さっきの人誰ぇー。」
冬夜が、聞いてきた。
俺は、先輩の事を冬夜に話すのが少し嫌な感じがあった。けど、聞かれたから。
「あーあ、3年の先輩。最近仲良くなった?んだ。」
冬夜は、不思議に変な顔をしていた。
午後の授業が終わり、今日も図書館に行き委員の仕事をしに行った。
今日は、珍しく先輩が来なかった。
不思議に来ない事を悲しく思った。そりゃ毎日来てたら飽きるよな。て思ったりもしたけど……
君との出会いは突然だった
君が話しかけてくれて出会えた
ただ見た事のある後輩でしかなかったのに
日を重ねるごとに君のことを
『好きになったのかもしれない』
そばにいたい君のそばに

読書は、好きな方だ。
高校に入ってから図書館に通うのが日課になってた。友達におすすめの本を紹介してと頼まれることは多々かったけど…
後輩に頼まれたのは初めてだった。

「先輩て、本好きなんですか?」
急に名前も知らない後輩に話しかけられた。
「ん、うん。好きだよ…」
誰なのか全然わからないけど目を輝かして聞いてきた。不思議な後輩。
「先輩て、いつも放課後図書館にきて本読んでるから。俺てか、図書委員だから、去年から先輩のこと見てて。」
慌てるように、言い訳のような事を言ってきた。少し驚いたけど、図書委員ならまぁ毎回見かけてるし気になるよなて思った。
「あ、図書委員、ね」
「俺、高野和人(かずと)ていいます。よろしくっす。先輩のおすすめの本てなんですか?」
初めてだ、後輩におすすめの本を聞かれたのは…
でも、何か目を輝かしてこっちを見てる姿が犬のように見えて可愛く思えた。
「あ、んーおすすめの本か…これかな、すごい読みやすくて主人公の心情が切なくて面白いだよ。自分は、西野凪(なぎ)よろしくね。」
すごく嬉しそうだった。
「読んでみます‼︎ちょっと気になってなんで。ありがとうございます。」

プリ小説オーディオドラマ