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第6話

嫉妬
180
2025/06/15 03:37 更新




omr side

_____



電車に 乗った瞬間 、眠気に襲われ 、



欠伸が止まらなかった 。







若井が 着いたら起こす 


って言ってくれたから 、




その言葉に甘えて 、


若井の肩を借りて 眠りについてしまった 。




若井 と一緒にいる時間は 心地よく 、


懐かしい感じがして 、



安心できる 時間 。






wki
元貴 … もうすぐ着くよ 、
膝の辺りを トントン と



叩かれ 、





数十分 だったが 少しすっきりした気がする 。







ゆっくり 目を開けると 、



若井 の顔が 目の前にあった 。






顔が良すぎて 、目を見開けたまま



耳がまた赤くなる感覚があった 。









omr
あ … ありがとう 。





そう伝えては 、


若井の 顔から 目線を逸らした 。





なんなんだろう …




さっきから 、、






なんか 、


 恥ずかしくなる … 。






なんで … ?









そう思いながら 電車を 降りた 。






降りて改札へ向かっていると 、









同級生
あ 、あの 、若井君 … !



若井 の名前を呼んで 、



近づいてくる 女子がいた 。






同級生
あの 、ちょっと そこで話し良いですか 。





なんか 、嫌な感じが したが …





若井 に 、










omr
いっておいで 。


改札 出たところで 待ってるから 。





そう伝えては 、若井 が 何か言おうとしていたが




何故か 、女子と一緒にいる 


若井を見たくなくて 、




そそくさと 改札外へ歩いていった 。



告白 … なんだろうな …








もし僕が … 






女子 だったら 、








何も考えず 、若井に 伝えてるんだろうな 。












… 好きって 。

















すき … 、、、 ?















_____________________




wki side

_____




電車を 降りると 、





同じクラスの 女子に



声をかけられた 。




元貴 と一緒にいるのに 、


時間を取られるのは 何故か 嫌で …





断ろうと思っていた 。




元貴が 、行ってきなって行ってくるから …


待ってるって 言ってくれたから …




嫌だったけど … 、






女子の方へ 行くことにした 。




先に改札の方へ 行った 元貴の背中は



寂しそうにも見えた … 。






同級生
ごめんね 、大森君と一緒だったのに 。
wki
ううん 、大丈夫 。

なんか話があった ?
同級生
うん … その 、

若井君 が今 … あの …
wki
うん …
同級生
彼女 居ないんだったら 、

私を 彼女にしてほしい …
wki
…… 、気持ちは嬉しいよ 。

ありがとう 。
同級生
彼女は居るの ?
wki
ううん … 、居ない 。

でも 、今大切にしたい人がいるから 、ごめんね 。
同級生
… そっか … 。大切な人 。

うん 、わかった 。

時間くれてありがとう … !





告白 … 、、


だった … 。







ごめん って 謝る時に 



真っ先に 頭に 浮かんだのは 、







元貴 だった 。






待たせている 

元貴の所へ すぐに 向かった 。







外の 椅子に 座って 、


空を眺めている 元貴がいた 。





wki
ごめん 、元貴 !
omr
あ 、おかえり …


元貴 と目を合わせては 、


安心して 、頬が緩み 、



元貴が座っている 横へ 腰掛けた 。





omr
なんの話しだった ?
wki
… 、、

告白 … だった 。
omr
おめでとう かな … ?
wki
おめでとう だったら 、

ここにはいないかな 。





くすっと 笑って 


元貴の顔を見た 。



omr
…… 、断ったの ?
そう聞いてくる 、


元貴の顔は 、


少し 目が潤んでいるようにも見えた 。



wki
うん 、断ったよ 。

大切な人がいるって 。
omr
勿体ない … 。

若井 かっこいいのに 。



元貴は 俯いたあと 、



また 空を眺めてた 。





omr
僕ね 、3歳の頃 …

幼なじみ亡くしたんだ 。
偶然なんだけど …
若井と 同じ名前 、ひろと っていう子 。

大切な存在 を失った気分だった 。



急に 、話してくるもんだから 


驚いた けど 、




元貴の 話を 



元貴の 顔を見て 、聞くことにした 。





omr
でもね 、

涼ちゃん に出会って 、
楽しいと思える友達が出来て …

若井 と出会って 、
大切にしたいって思える存在ができた 。
omr
だから …

若井が 、僕の傍から …

離れていくのは … ちょっと寂しかった … 。



そう伝えてきた



元貴の 目からは



涙が 零れていた 。






wki
… !

離れないよ 、俺 元貴と一緒にいたいから 。

元貴が 俺の 大切な人だよ 。



そう伝えては 、


涙を零している 元貴の 頬に手をやり 、



袖で

涙をそっと 拭った 。







俺の首に 

元貴の白い腕を


そっと 伸ばしてきた 。




受け止めるように 、


元貴 の背中に 手を回し 、



抱き締めた 。




omr
僕が … 、

女子だったら … 。



元貴が 放った言葉に


驚いた 。





元貴が 女子 だったら … ?





wki
女子 だったら … なに … ?



元貴は 少し黙って 、


俺から離れた 。



俺の目を見つめて …






omr
好きって … 伝えてる 。




… !



嬉しかった 。




wki
女子 じゃなくても 好きって言って 。




そう伝えたあと 、



元貴の

顔を見ると 、





目を丸くしていた 。





omr
若井 … 、すき 。




元貴の 目を見つめ 、



目が潤んだ気がするが 、




嬉しくて 、にこっ と笑った 。






wki
俺も 好きだよ 。元貴 。




また 涙を零した 元貴 。






omr
僕 … 若井 のこと

好きでいていいの …  ?

邪魔じゃない … ?
wki
邪魔なわけないよ 。

ね 、俺ね …
元貴の 存在 全てが 可愛くて 。

愛おしいなって 、思ってた 。



そう伝えながら




元貴の 手を取って 、


握った 。





omr
男だけど … 、

好きでいていいのかな 。





そう言う 、元貴の顔は


不安そうで 、



今まで見た 表情の中で 、


1番 寂しく感じた 。




wki
いいんだよ … 。

お互い 、好きになった相手が
男性だったってだけ 。

好きの形は 色んなものがあると思う 。



涼ちゃんに 背中を押され 、


元貴へ 素直に伝えれた 。、










元貴 の顔は 、


不安そうなまま だったが









我慢しきれず 、




元貴の 額に 口付けを 落とした 。






omr
… 、、、!




驚いた顔をした 元貴が




俺の顔を見つめる 。








omr
お家 … きて 。

一緒にいたい … 。






思いもよらぬ 言葉で 、


驚いてしまった 。






今日の昼 明日ならいいって




言ってたのに … 。





今日 … 、



元貴の 家に お邪魔することになった 。














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