第2話

1
578
2023/06/30 14:32 更新
霧隠 ラント
霧隠 ラント
この辺りだ
玉田 マタロウ
玉田 マタロウ
林…?何をしていたんですか?
霧隠 ラント
霧隠 ラント
少し散歩しようかと思ってここを通ったら、道中 不思議な犬に会った
小間 サン太夫
小間 サン太夫
不思議な犬?
もしかして犬種が珍しかったとか?
霧隠 ラント
霧隠 ラント
いや。見た目は柴犬のようだったが、透けているような感じの犬だった
雷堂 メラ
雷堂 メラ
見間違えだったんじゃないか?
霧隠 ラント
霧隠 ラント
私の傍に寄ってきて、何かを訴えていたようだった
霧隠 ラント
霧隠 ラント
それで、その犬の後を追ってここまで来たら、空からこのカギが落ちてきた
姫川 フブキ
姫川 フブキ
それで、その犬は?
霧隠 ラント
霧隠 ラント
分からない。気がついたら消えていた
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
話が見えてこねえ…
結局その犬?は何がしたかったんだ?



ワンワンッ!
玉田 マタロウ
玉田 マタロウ
あれ?犬…
蛇山 チアキ
蛇山 チアキ
しかもなんか透けて見えるっしょ
霧隠 ラント
霧隠 ラント
あれだ!あの犬だ!
九尾 リュウスケ
九尾 リュウスケ
本当に透けている…!
雷堂 メラ
雷堂 メラ
怨霊か?
三又義 ノズチカ
三又義 ノズチカ
そんな風には……
ワンッワンッ!
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
うおっ!何だよ!
ワンッ
〜ッ!
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
いてて!
分かった!引っ張るな!!行くって!
小間 サン太夫
小間 サン太夫
ジンペイ君!?
姫川 フブキ
姫川 フブキ
私達も行きましょう!




寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
ハア…ッ
ちょ…歩きづれ…っ
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
ぐあっ!!?
クゥ〜ン?
雷堂 メラ
雷堂 メラ
兄貴!
玉田 マタロウ
玉田 マタロウ
ジンペイ君!大丈夫!?
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
ふ…複雑骨折なってるカモ…ッ
玉田 マタロウ
玉田 マタロウ
えぇ!!?
小間 サン太夫
小間 サン太夫
ジンペイくーん!!!
姫川 フブキ
姫川 フブキ
な…何なのこの犬…
クン?
ワンッワンッ!
雷堂 メラ
雷堂 メラ
ん?何だこの扉…
姫川 フブキ
姫川 フブキ
こんな林の中に扉なんてありました?
霧隠 ラント
霧隠 ラント
いや。無かったな
蛇山 チアキ
蛇山 チアキ
ボクも初めて見たっしょ
三又義 ノズチカ
三又義 ノズチカ
オレもだ
ワンッ!
ワンワンッ!!
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
ちょっタンマ…
人生史上、最大の痛覚がオレの全身を刺激してる…!!
ワンッ!!!ワンッ!!!ワンッ!!!
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
この犬オレを殺す気か!!!
霧隠 ラント
霧隠 ラント
………。
ほら、肩を貸してやる
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
会長〜(இдஇ`。)




ワンッ!
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
ここのカギ穴にこのカギを挿し込むんだな
ワン
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
何も起こらなかったら、腰揉んでもらうぞ
霧隠 ラント
霧隠 ラント
早く入れろ
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
へーい




ナゴイ
ナゴイ
あ"ー!!!待ってくださぁぁい!!
玉田 マタロウ
玉田 マタロウ
えっ!?何今の!!
小間 サン太夫
小間 サン太夫
ジンペイ君!危ない!!
後ろー!!!



寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
ガチャっとな
ナゴイ
ナゴイ
ゴンッ
寺刃 ジンペイ
寺刃 ジンペイ
(ゴキッ……)
姫川 フブキ
姫川 フブキ
あ……












「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!」






















ジンペイの壮絶な叫び声によって、ふしぎなトビラは光を包み込むように、ジンペイ達を巻き込んだのだった
玉田 マタロウ
玉田 マタロウ
(思えばこれが、ボクたちの冒険の 始まりだった)

プリ小説オーディオドラマ