あの時も今回も。
きっと鬼が関係している。
しかも、わたしが"幸せ"って感じた時に。
鬼が壊しにくる。
ああー、だめ。
涙が溢れそうになる。
なんだろう。
条件がつくのかな?
入れるならそのくらいどうってことない。
でも、少しひっかかる事がある。
そう、選別。
わたしだけずる、みたいで嫌かも。
やった。よかった。
ちゃんと実力で守りたい。
それはわたしの願い、悪く言えばわがままだ。
それを許してくれたかがやお兄ちゃんに感謝。
つぅ、と涙が頬を伝う。
かがやお兄ちゃんに認められたような気がして。
とびっきりの笑顔をつくる。
3年。
この誰かにとっては短いとも
思われる期間がわたしには長く感じた。
でも、幸せって思える瞬間もあった。
だけど、悲しい瞬間が多すぎて。
それでも、君たちにわたしは
ありがとう、大好き、って伝えるよ。
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!