私の弟、ちゃにとは血が繋がっていない。
私が高1の時お母さんが再婚した。
相手のお子さんがちゃにだった。
ちゃには可愛くて、真面目で面白い。
ただ今はちゃには高校生な訳だから絶賛反抗期……。
最初あった時は
『ぬなぬなっ』
って寄ってくれたのに……。
悲しい(
まぁ、私も大学生になった。
もうそろそろ弟離れしないと……。
いつまでたってもブラコンでは居られないから((
ある日
「ちゃに~、ご飯だよ~」
って呼んでみたけど返事が無かったから、部屋の前まで言ってみた。
「ちゃに??ちゃ~に~」
って何回呼んでも返事がない。
「ごめんね~、入るよ。」
って中に入ると机に突っ伏したちゃに。
テスト勉強中だったみたい。
『んんっ、……なんでヌナがここにいるんですか?!』
「あ、ごめんね。ご飯って呼んでも来ないから心配になって。」
『ああ、ごめんなさい……』
ってしゅんとするちゃにの棚には私との写真が沢山飾られてた。
「ああ~、この写真懐かしい!!」
『あ、ちょっ』
「ここ昔めっちゃ言ったよね~」
『ぬ、ぬな!!あんま見ないで……』
「ん??なんで??ヌナ写真飾ってもらって嬉しいのに~」
『や、写真飾るのはヌナが好きだからです……』
「ヌナもちゃにの事好きだよ。」
『……』
「……??ちゃに~??」
『ヌナ、そーゆー意味じゃないですよ。』
「へっ??」
『僕は1人の女の人として好きなんです。』
って言って部屋を出ていくちゃに。
これからどうしよう……












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!