第13話

実行委員。
767
2021/10/22 10:10 更新
渡辺side
俺らは、教室で二人きりになっていた。

「どうしようか、班」

『班ね~…決め方迷うね笑』

「うん笑」

『あぁ~、夕焼け綺麗』

「本当だ!めちゃくちゃ綺麗なオレンジ」

夕焼けを眺めるあなたちゃんの横顔が綺麗すぎて、見とれてしまった。

『ん?』

「ううん、何でもない」

『本当?笑』

「本当だって」

『渡辺くんってさ、好きな人とかいないの?』

「え?????」

『そんな困らなくても良くない?笑笑』

目の前の好きな人に好きな人いないの?って聞かれたらどう返せばいいんだろう?

「あなたちゃんはいないの…?」

『私…私は…まぁ、いるかな…笑』

い、いるのか…どうしよう、パニックすぎる

『じゃあ渡辺くんはいないの?』

「まぁ、気になってる人はいたりするかも?」

『ふーん、ねぇ、どんな人?』

「責めるね」

『嫌だったら言わなくてもいいよ?』

「んー…笑顔が素敵で、すごく可愛いくて努力家な子かな」

『へぇー、それはいいね!!』

「あなたちゃんの好きな人は…?」

『背が高くて、かっこよくて…そして、運動ができて、笑顔が爽やかな人』

「そっか…」

『お互い実るといいね!』

「そうだね!」

内心、ドキドキしすぎていた。

絶対俺じゃねぇじゃんそのタイプ…。

でも俺は絶対諦めない。

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