第160話

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2025/03/30 12:47 更新
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 ヒョンジンside





 アナウンサー
「本日のゲストは、stray kidsの皆さんでーす!」





 
 そんなこんなで始まった日本でのバライティ番組







 イエナへのドッキリがメインだけど、とりあえずは偽企画のインタビューがつつがなく進んでいく





 



 違和感のない収録を作ってイエナの隙をつく作戦、なんだけど……








 アイエン
「…………」






 イエナの様子が、どこかおかしい







 ずっとニコニコしてるのはいつも通りなんだけど、表情が暗い気がした



 




 全然喋んないし元気なさそうだし……










 

 ヒョンジン
(もしかして、ドッキリ企画すでにバレてる…?)








 



 イエナにバレないようにと意識しすぎて、俺らもちょっとよそよそしくなっちゃったしな……











 

 …でも、イエナがそんな鋭く気づくかな?











 

 俺がそんなことをあーだこーだ考えてるうちに、いつの間にか収録は進んでいて












 

 遂にドッキリを仕掛ける時が来ていた














 


 ―パチッ‼︎










 アイエン
「……え?」










 


 スタッフさんの小さなハンドサインに合わせて、真っ暗に消灯するスタジオ











 


 俺らは事前に教えられていた所からスタジオを出て、定点カメラの映像が見れる部屋へと案内された









 


 ハン
「はー、なんか緊張した!」









 
 チャンビン
「やー…電気がついたら、イエナが1人にㅎㅎ」








 


 そう、電気が着いたら慌てふためくイエナが見れる








 

 ……はずだった













 

 ―パチッ












 
 ヒョンジン
「……え…イエ、ナ……?」










 


 電気が着いたスタジオの定点カメラに映っていたのは











 

 床に倒れ込む、イエナの姿だった




 *・゜゚・*:.。..。.:*・


 アイエンside


 

 アナウンサー
「ス…トレ……ズの……××!!」




 

 アナウンサーさんの声が遠く感じる



 




 


 熱で侵された僕の頭はどんどん回らなくなっていて、体も気を抜けばフラフラしてしまいそうで










 


 バライティ番組の撮影中も、ずっと俯いてしまっていた









 


 アイエン
(やばい、もう限界かも……どうしよう……)











 
 不安で涙が出そうになったけど、カメラが自分を映してることを思い出してぐっと堪える











 

 しんどい、辛い……


 







 

 スタジオの眩しいライトが頭痛を掻き立てているような気がして











 

 目をぎゅっと閉じた、








 ……その時だった










 ―パチッ‼︎








 


 アイエン
「えっ、?」









 
 突然、スタジオの照明が消える








 

 何も見えなくなり、ただバタバタと足音だけが雑多に響き渡った











 

 あれ……皆、どこ行くの?











 

 アイエン
「ヒョン……?」








 

 不安になって伸ばした手の先に、さっきまで隣に座っていたヒョンの姿はなかった











 

 僕のこと、置いていっちゃったの……?


 







 

 やだ








 



 待ってよ……どこにいるの?











 


 置いてかないでっ……


 




 


 アイエン
「っゔ……グスッ……」











 
 

 立ち上がった瞬間、耐え難い吐き気に襲われる


















 







 何も見えない











 
 怖い……







 


 アイエン
「ヒョン……グスッ」










 
 

 助けて……








 僕は暗い闇の中で1人、意識を手放した




 *・゜゚・*:.。..。.:*・

 続きます🤫

 最近ずっと謎に体調悪くて病院行ったのですがまた入院することになりそうです🛏️

 春楽しみにしてたのにな…

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