第34話

確信
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2025/07/28 01:00 更新













隣町への調査が全て終わり、俺たちは

荷車を引いて王都への帰路を歩んでいた









スングァン
スングァン
見てー!あそこに鹿がいる〜!
バーノン
バーノン
美味そう
スングァン
スングァン
エッ、
ジョンハン
お前ら前見ろー、転けるぞー












straykidsの奴等はというと、

俺らの後を、

少し距離を保ちながら歩いてきている











とことん仲の悪い俺らは

一緒に仲良く帰ることも出来やしない







ディノ
ディノ
奇襲ッ、奇襲だ… !!










列の前方にいたディノが

声を荒げながら叫んだ









この町に来てからどんだけ奇襲に遭うんだよ…










心の中で呆れながらも

荷車を守るようにして剣を構えた







ドギョム
ドギョム
人数的にこっちが有利なんだし、
殺す必要は、ない、、よね、?
ジョンハン
… 状況次第だな












なるべく殺したくない俺達。

でも、数日前の失態を繰り返すなんてもってのほか








スンチョル
スンチョル
さっさと片すぞ!










斧やノコギリを持った凶賊ら相手に

死なない程度の痛手を合わせていく












straykidsの方を見ると、

既に何人かの凶賊を、殺しているようだった

… 残酷な奴ら、













ものの数分で戦闘が終わろうだろう、

そう思っていた









こいつがどうなってもいいのかッ!?
ジス
ジス
いやッ!離して… ッ!











ジスさんが、囚われるまでは… 。









ヨンボク
ヨンボク
ジスさん… っ!
ウジ
ウジ
お前… その包丁を下せ









一人の男に捕まり、

首に包丁を当てられているジスさん。













人数差で勝てないなら、

人質を使うってわけか… っ







この女を殺されたくなければ、
その荷物を俺らに渡せ










荷車に積んであるのは、

食料から金品まで…

俺たちが王都に帰るために必要な物だ











それをこいつらに渡すなんて、

到底出来やしない







どうした?渡さないのか?
それなら、この女を殺すまでだな!
ジス
ジス
きゃあぁああ!










その場を動かない俺たちに痺れを切らした男が

ジスさんの首に当てた包丁に、グッと力を込めた







ハン・ジソン
ハン・ジソン
分かったッ!分かったからッ、!
ハン・ジソン
ハン・ジソン
荷物を差し出せばいいんだろっ!?
スニョン
スニョン
おいッ、それじゃあ俺達が飢え死にするぞ!?
ハン・ジソン
ハン・ジソン
仕方ねぇだろ!?
ハン・ジソン
ハン・ジソン
このままじゃジスさんが死ぬんだぞッ!?








ここで死人を出したくない

それでも、ここで荷物を渡せば、

王都に着くまでに俺たちが生き絶える













何かいい方法は…












そう頭を悩ませていた時、

男とジスさんの後方で、

弓を構えるあなたの姿が視界に入った








ジョンハン
あなた… ?










大きく弓を引いたあなた。

その矢が指す先は、、ジスさん… ?












いや、違う

ジスさんを捕らえている男の方だ!













なんて考えている間に

あなたは弓を放った











( ピシュッ










あ”ッ
ジス
ジス
ヒィッ!










あなたが放った矢は

男の頭に刺さった








ジョンハン
ッ… まじかよ、、








目の前で起こった出来事に

理解が追いつかなくて放心する俺たち。











そんな俺たちに目もくれず、

あなたは腰を抜かしたジスさんに駆け寄った








(なまえ)
あなた
ジスさん!大丈夫ですか… !?
(なまえ)
あなた
怪我は… !









目の前でジスさんを心配するあなたを見て、

俺は確信した











素人がこんな弓捌き、あり得ない














あなたが、スワンで間違いなさそうだ ______












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