時系列 過去編
いつも通り 配信をしてた
俺は 主に 雑談とかそこら辺が多かった
だからこそ リスナーと沢山関わりはあった
マシュマロ読んだり スパチャ読んだりとか
リスナーの名前もよく呼んでた
そう言って 配信を切った
前よりも 少し 配信を終わるのを早くしてる
理由は
ストーカーされ盗聴器がある可能性があるから
配信をしてるだけだし なにも気にする事はない
だけど
初めてのことで その時の俺は 早く終わらせていた
いつも 怯えて生きてた
マネに相談とかもしたし 親にも言った
でも やっぱり 怖い
_月_日
事務所の方で 3Dの話をされた
そろそろ いい頃だと
自分は嬉しかったから 何時間もその話をしてた
夜 会議が終わったから 帰ろうっと思って
最寄りの駅まで行って
自分の家の近くまで来た
やっぱり まだ ストーカー被害あった
でも
今日は違った
その人は 俺に向かって 走ってきた
急のことだし 俺は走れるわけが無い
咄嗟に 腕で 顔を隠した
そしたら お腹に熱い感覚があった
下を見たら 包丁が刺さってた
血の量 相手の笑い声 街灯のない道
あぁ
そう言って 俺は倒れた
_月_日
病院で目が覚めた
周りを見たら 母さんと父さんがいた
俺が目を覚ましたから 喜んでた
病院の人に 話をされた
「発見時は 大量の出血」
「安静にして運動は控えて欲しい」
「後遺症はないが 配信を控えた方がいい」
正直 俺は それに従うことしかできない
あまりにも 無力で なんとも言えない
親が 帰ったあと 木村さんが来た
木村さんは 来てから 第一声は
それだった
俺は
それしか言えなかった
木村さんの判断は あっている
活動休止を宣言してから
公式のTwitter 俺のTwitterで
本日 にじさんじ所属 沼田あなたの下の名前は活動休止とさせて頂きます。 本人と話し合いをして決まりました。
そんな事が 長文で書かれてた
もちろん この事 は公開していない
深夜
なんとなく 窓を見てた
あぁ
自分は 生きてる気力もない












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。