第10話

9話
492
2024/05/05 09:00
青井らだお  side
青井らだお
うぉーやっぱでけぇな
つぼ浦匠
ヤバっ!温泉あるやん!!
青井らだお
wwww温泉ね?
ぺいんと
フフッ
ぺいんと
懐かしいなぁ……
良かった、喜んでもらえてるみたいで
青井らだお
つぼ浦、100年後…覚えてる?
つぼ浦匠
覚えてますけど……それがどうしたんすか?
青井らだお
なるべくさ、100年後に似せて欲しいんだよね
つぼ浦匠
あぁ!いいっすよ!
青井らだお
よし……
ぺいんと
?どうしたの?らだお
青井らだお
らだお〜?誰?それ
ぺいんと
ぺいんと
らっ、だぁ?
青井らだお
そうそう、俺の名前忘れたの?
ぺいんと
ううん…ううん!忘れてない!!忘れるわけないもん!
青井らだお
ww
ぺいんと
ぁ、えっと……今から銀行強盗してくるね
青井らだお
おう……ごめんな、俺それ今日は行けないわ
ぺいんと
うん!大丈夫!
つぼ浦匠
捕まんじゃねぇぞ!
ぺいんと
うん!
ぺいんと
ふわっち、
不破湊
……………………
ぺいんと
そうだよね……もう喋んないよね……
ぺいんと
元々喋ってなかったんだよね……
ぺいんと
だって、お人形だもんね、ふわっちは100年後にしか居ないもんね
ぺいんと
おやすみ、ふわっち……
伊藤ぺいん
[…銀行強盗するんじゃないのか?]
ぺいんと
して欲しいの?( ̄▽ ̄)
伊藤ぺいん
[別にそういう事じゃないけど…]
ぺいんと
フフッ、じゃあ行くか!
ぺいんと
ふぅ、稼いだ稼いだ!
伊藤ぺいん
[なぁ…………]
ぺいんと
ん?何?
伊藤ぺいん
[僕が外で警察をしてた時お前はどこに居たんだ?]
ぺいんと
おれ?俺は〜…あ〜……ずっと暗い所にいて……寂しくて……
ぺいんと
それで…………ごめん、覚えてない
ぺいんと
でもね、急に俺の名前を呼ぶ人が居て、気づいたら、ここに居た
ぺいんと
それで脳内でお前の声がした
伊藤ぺいん
[……そっか…………]
【数週間前】
ぺいんと
……寂しいな…………
ぺいんと
暗い…………
ぺいんと
つまんない…………
ぺいんと
はぁ……ふわっちに会いたいなぁ…
ぺいんと…
ぺいんと
ぇ?
ぺいんと
ぅ、え?ここどこ?
伊藤ぺいん
[は?ここどこだよ!!]
ぺいんと
ぇ、俺の声が聞こえる気がする……
伊藤ぺいん
[僕は伊藤ぺいん、お前は…ぺいんとだろ?]
ぺいんと
ぁ、うん……そうだけど…………
ぺいんと
てな事もあったなぁ……
伊藤ぺいん
[何いい思い出みたいに語ってんだよ]
ぺいんと
いい思い出でしょ!
伊藤ぺいん
[僕にとっては違うけどな]
ぺいんと
なんでよ!あ、確かに、そこつまらないもんね
伊藤ぺいん
[僕が戻ったら、君はまたここに戻るの?]
ぺいんと
どうだろうね?
ぺいんと
戻るのかもしれないし、もう未練ないから、消えちゃうかもしれないし
伊藤ぺいん
[そうか……]
ぺいんと
何〜?寂しいの?
伊藤ぺいん
[べっ、別にそういう事じゃないし!ただ……]
ぺいんと
ただ?
伊藤ぺいん
[可哀想だなぁって……もしこのくらい空間だったら、可哀想……]
ぺいんと
はぁ全く……お前もお人好しじゃないか!
伊藤ぺいん
[ぅるせ]
ぺいんと
フフッ
ぺいんと
グッ脊髄がッ!
伊藤ぺいん
[ww早くぐちつぼのとこ行けよ!]
ぺいんと
急げェ〜!!
ぺいんと
ぐちつぼ〜!!helpme!!
青井らだお
ヘルプミー発音よ!
つぼ浦匠
何ぃ?
ぺいんと
脊髄!脊髄!!
つぼ浦匠
wwちょっと待って!用意するから!
ぺいんと
うん!早く早く!
ぺいんと
ふぅ、セーフだぜぇ……
青井らだお
wwwやばすぎん?
ぺいんと
いや〜車で事故ったからさぁ……
青井らだお
wwバカやん!
ぺいんと
ヘヘッ
つぼ浦匠
全く……
《変な所で切ってごめんね》
ぺいんと、結構楽しんでくれてるな……
つぼ浦もこんなに喋り方変えれるなんて……
つぼ浦実は結構演技派かぁ……
はぁ、もうすぐで約束の日が終わる……ぺいんととお別れ。
最初はちょっと焦ったりしたけど……ぺいんとの気持ちも考えると、同情出来ちゃうな……
あ、そろそろ寝るのかな?
おやすみ、ぺいんと。
おかえり、ぺいん……
次回  終止符
アルフォート・ウェスカー
お楽しみに
次回で最終話になります!
短いかかったかもしれませんね……
リクエストしてくれた方に申し訳ない…………
これでも頑張った方なんです……
最終話が終わったあと、番外編を3話くらい出す予定なのでお許しください🙇‍♂️


追記:番外編は2話です

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